<麒麟がくる>本木雅弘が斎藤道三のろう人形と対面!「不思議な感じでしたが、ろう人形から新たなエネルギーをもらいました」
長谷川博己のサインは「ものすごく独特で、グラフィカル」
本木は、岐阜市大河ドラマ館と斎藤家の菩提寺・常在寺も訪問。
大河ドラマ館では、「展示の中でジオラマがあり、戦の撮影の様子が再現されているのですが、ジオラマの中にカメラマンや照明さんなどの撮影スタッフもいて面白かったです。また、途中で道三のエリアがあり、セットの背景にある波の背景も描かれていて、なかな見応えがありました」とコメント。
さらに、「出演者のサインが展示されていますが、長谷川博己さんのサインが個人的に面白かったです。ものすごく独特で、グラフィカルで、この雰囲気の文字は見たことがありません。字体からもただものではないという雰囲気が漂っていますので、ぜひ注目してください。まだまだ長谷川さんは未知の領域を持っているなと思い、とても惹きつけられました。物語の登場人物だけではなく、演じている役者さんたちの横顔も垣間見えるのが面白いと思います」と見どころを語った。
常在寺については、「最初に岐阜に来た際に道三塚にはお邪魔しており、常在寺にも来てお祓いもしていただきましたが、境内の中にある斎藤家の慰霊碑にはちゃんと手を合わせることが出来ず、心残りでしたが、第1回が放送される前に無事に手を合わせることができました」と明かす。
「道三は、父の代から国取りを始めましたが、斎藤道三として名前は通っていますが、さかのぼると本名は西村なんですよね。そこから、お父さんが商人から武士に転じたときに下剋上のようなことをして、武士になって別名を名乗っていったんですね。西村から長井に代わり、そのあと斎藤を名乗りました。元々斎藤ではないんです。ですので、道三だけではなく、道三のお父さんが乗っとってしまった斎藤家にも手を合わせました」と話す。
そして、「自分1人の力では役を背負うことはできませんので、岐阜の地元のみなさんやその土地の磁場など、あらゆるつながりに触れていくことで自分の中で道三がよりリアルに生きてきまして、今回最後の最後にすがらせていただき、とても助けになりました」と語った。