江角マキコ主演新ドラマ 石原さとみと“仲の悪い相棒”に
日本テレビ系で7月からスタートする水曜10時枠のドラマが「ブルドクター」に決定し、江角マキコが主演することが分かった。共演は石原さとみ、SMAP・稲垣吾郎ら。
脚本は「フリーター、家を買う。」('10年)や「僕の生きる道」などの“僕シリーズ”3部作、「救命病棟24時」シリーズ、「不毛地帯」('09年~'10年)(全てフジテレビ系)などのヒットドラマを手掛けた橋部敦子氏が担当。法医学者・大達珠実を演じる江角と、女性刑事・釜津田知佳役の石原さとみの「女医VS女性刑事」という二人の女性の衝突や対立を軸に、ミステリアスな事件の真相究明と働く女性の“等身大の生きざま”をリアルに描く。
死因究明に強い思いのある珠実は、死因解剖の社会的システムを日本に取り入れることを目指し、2年間アメリカに留学。帰国後、国立上都大学医学部の法医学教室に准教授として赴任し、さまざまな死の真相を明かすため奔走するが、法医学者としての分をわきまえず行動するため、警察から要注意人物としてマークをされてしまう。
一方、キャリアはあるが、左遷的に所轄へ出向を命じられた知佳は、功績を焦るばかり周囲からは浮き気味。異常死案件を軽視し、漫然と捜査をしていた知佳だが、珠実との出会いにより、死因究明への理解を深めていく。
医療ドラマに初挑戦する江角は「今回は“最強の女”なのでいい緊張をしています。4年ぶりのドラマを、橋部さんと素晴らしい俳優の皆さんとご一緒できることを幸せに思っています」とドラマの撮影に胸を弾ませ、初めての刑事役となる石原は「お話を頂いた時は、刑事役を演じる日が来るなんて『自分も大人になったなぁ』と思いました。新しい事に挑戦することは好きなので、今から楽しみにしています」と意欲を見せた。
また、知佳の恋人で、珠実と同じ法医学教室の准教授・名倉潤之助役の稲垣は、「久々の日本テレビの連続ドラマなので、頑張りたいと思います。江角さんとは14年ぶりの共演なので、再会が楽しみです。今回の役どころは謎多き男なので、どんどん物語を引っかき回して盛り上げて、ドラマ全体の力になりたいと思います」と意気込んだ。
さらに、戸田一也プロデューサーは「タイトルは、ブルドーザーのように信念に基づいて突き進んでいくドクターという意味。信念の強さと母性の優しさ、子供も育てながら働く女性のリアリティー持つ江角さんに珠実が演じてもらうことで、女性の“ON”と“OFF”をリアルに描いていきたい」と期待を込めた。
'11年7月スタート
毎週水曜夜10.00-10.54 日本テレビ系で放送