ジブリ「コクリコ坂から」でKDDIと初コラボ！
スタジオジブリの最新作「コクリコ坂から」とKDDIのキャンペーン発表会が6月22日、都内で行われ、スタジオジブリ代表取締役プロデューサー鈴木敏夫氏、主題歌を担当する手嶌葵が出席した。
‘11年7月1日（金）から始まる同キャンペーンは、スタジオジブリ初となる総合通信会社とのコラボレーションとして、映画「コクリコ坂から」の劇場予告編や宮崎吾朗監督のインタビューを収録したスペシャルムービーをau限定で配信するほか、手嶌葵が歌う映画主題歌の体験版や“きせかえtouch”などのデジタルコンテンツのプレゼントも実施。また、同作の舞台が47年前の横浜であることから横浜市と提携し、“セカイカメラ”を使った当時の風景の模擬体験やガイドマップを利用したスタンプラリーなど楽しめる共同キャンペーンも展開する。
「ジブリは携帯電話やインターネットに対して距離を置いてきた」と語った鈴木プロデューサーは「いつかはジブリも（インターネットを）やらなきゃならない時期がくると思っていた」と明かし「“携帯のない時代、みんな幸せだった”というコンセプトを提案したところ、KDDIの高橋誠専務が“先日、屋久島へ旅行へ行ったら携帯がつながらなかった”とうれしそうに話す姿を見て、携帯会社のトップもこういうことを言うんだ、タイアップをやって正解だったな、と思った」とコラボレーション実現までの経緯を語った。
映画の主題歌「さよならの夏～コクリコ坂から～」の生歌を披露した手嶌葵は「主題歌を歌えることをとてもうれしく思います。ぜひ映画館にご家族で足を運んでほしい」と笑顔で語り「“さよならの夏～コクリコ坂から～”という素敵な歌をKDDIさんのCMでも歌っているので、横浜のきれいな風景と一緒に楽しんでくれたら」と楽曲の余韻に浸りながらアピール。
また、鈴木プロデューサーは映画の見どころについて「“団塊の世代が送った青春”。それから、一つの目的に向かってみんなで力を合わせるというのがこの話の最大の見どころですね」と映画のストーリーを交え、自身の青春時代をも振り返った様子でPRした。
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7月16日（土）から全国東宝系でロードショー
