「演じるたびに変わっていきたい」
――「左ききのエレン」(2019年、TBSほか)、「女子高生の無駄づかい」、そして本作とレギュラー作品が続きますが、女優として手応えみたいなものを感じていますか?
まだまだで、お芝居は日々勉強ですね…。でも最初の頃に比べると、意思が強くなってきていて、ちゃんと作品に身をゆだねられてる気がします。余裕はまだまだ出ないですが、演技はすごく楽しいです!
――今後、女優としてどんな姿を見せたいですか?
まずは、お話を頂いた作品にその都度向き合い、その場、その場を一生懸命やって、その中でいろいろな物を培っていきたいです。常に初心を忘れずにお芝居に磨きをかけ、演じるたびに変わっていきたい。
皆さんに見ていただく機会を増やすのが、今の一番の目標です。
視聴者を“魅了”する女優へ
――憧れの女優さんはいらっしゃいますか?
「やまとなでしこ」(2000年、フジテレビ系)を見て以来、松嶋菜々子さんが大好きです。品があって、魅力的な女性ですよね。私も松嶋さんのように、作品を見ていただいた方を魅了できる女優になりたいです。
――最後に作品の見どころを含め、メッセージをお願いします!
登場人物が全員裏切り者で、ジェットコースターのようにすごく展開が早いドラマになります。
瑠衣は爽を追い込んでいくので、すごく残酷な見え方になると思うんですけど、瑠衣や他の登場人物もそんな行動を取る理由や問題を抱えていて。いろんな視点で楽しんでいていただけるかなと思います。
取材・文=高山美穂