「まさか自分が出演できるとは」
――アニメ20周年という節目を迎える「遊☆戯☆王」シリーズ最新作の「遊☆戯☆王SEVENS」にキャスティングが決まった時のお気持ちをお聞かせください。
楠木ともり:まさか自分が出演できるとは思っていませんでした。
私のクラスメートもみんな「遊戯王オフィシャルカードゲーム」で遊んでいたような大人気シリーズなので、信じられないという気持ちが強くて、同時に皆さんの期待値の高さも感じて、気合を入れて頑張りたいと思いました。
――「遊☆戯☆王」という作品への思い入れは?
楠木:昔からゲームが大好きなので、クラスメートの男子がカードゲームをやっているところを見て「面白そうだな」とずっとうらやましく思っていました。
私もやりたいなとは思っていましたが、女の子でやっている友達が周りにいなかったので、なかなか自分から手は出せないまま、ここまで来てしまいました(笑)。
ロミンはミステリアスでありながら、視聴者の声を代弁してくれる存在
――今回演じるロミンはどんなキャラクターですか?
楠木:とにかく最初は謎に包まれていて、敵なのか味方なのか分からない、ミステリアスな存在です。
自分はデュエルに興味がないと言いながらも、デュエルのことに詳しかったりとか、ずっとゲームをしているところを見ていたりとか、そこは皆さんの興味を引く存在なのかなと思います。
ただ、話が進むにつれてロミンも解説をしてくれたり、デュエルを知らない目線としてのセリフがたくさん出てきたりして、今までデュエルを知らなかった人たちの心の声を代弁してくれるような存在ではあるので、私としても演じていて距離感は近く感じます。
――ロミンとご自身との共通点はありますか?
楠木:ロミンはバンドを組んでいるのですが、私も軽音楽部に所属していたこともあって、音楽が好きなのは共通していると思います。
あとは、興味を持ったことに対して素直なところは似ているかなと思います。
――逆に似ていないところは?
楠木:あのクールさは私にはないかなと思いますね(笑)。
演じていて小学生ということをいつも忘れちゃうくらい、年齢の割に大人びているというか、クールで落ち着いている印象があります。
自分にないものなので、そこは特に意識するように演じています。
――演じる上で気を付けたポイントはありましたか?
楠木:当初は、小学生というところを自分の中でかなり意識していて、クールさはありつつも、幼さやかわいさなど、年相応の感じに役作りをしていたんですけど、アフレコの時は逆に意識せずに、むしろ大人っぽさを意識して演じるようにしています。
あとは言い回しもクールなので、フラットなテンション感や、すぱっと切れ味のいい雰囲気は意識しています。
2020年4月4日スタート、毎週土曜朝7:30-8:00
テレビ東京系にて放送
<スタッフ>
原作:「遊☆戯☆王」(集英社 ジャンプコミックス刊)
監督:近藤信宏 シリーズ構成:竹内利光
デュエル構成:彦久保雅博
キャラクターデザイン:只野和子・松下浩美
音響監督:山本浩司
アニメーション制作:ブリッジ
オープニング主題歌:佐伯ユウスケ
(C)スタジオ・ダイス/集英社・テレビ東京・KONAMI
<キャスト>
王道遊我:石橋陽彩 ルーク:八代拓
ガクト:花江夏樹 ロミン:楠木ともり
カイゾー:小林裕介 リク:安田陸矢
カツ:大塲駿平 ホログラムの男:浪川大輔
ゴーハ社長:はじめしゃちょー
【HP】http://www.ani.tv/yugioh-sevens/
【Twitter】@yugioh_anime
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