原沙知絵、印象に残る場面は「磯山(さやか)さんとの喧嘩のシーン」<女ともだち>
変わらないのは人の愛し方と女性の強さ
――原作は80年代に描かれたものですが、撮影を(ほぼ)終えてみて「今の時代と変わらないところ」と感じたところはありますか?
原:社会に置ける女性の地位や立場、働く環境など、時代の流れとともに、少しずつ変わってきてはいますが、抱える悩みは今も80年代も変わらない部分が多いなという印象です。
磯山:さまざまな形の人の愛し方は、今も変わらずあるなと思います。あとは、女性の強さですかね。
――原さんは主演ドラマということで、何か意識されたことや「女ともだち」の撮影を通して、女優として新たに気付かされたことなどありますか?
原:主演という立場は、自分のことだけではなく、周りのことにも目配り、気配りをしていいチームワーク作りにも貢献していくことだと、先輩方から教わってきていますので、少しでも、みんなが安全に、そしてこの作品に関わって良かったと思っていただけるような現場にしたいという思いで心掛けています。
そういう思いが、画面にも伝わればいいなと願います。
ドラマ「女ともだち」第2話あらすじ
夜、眠れないちさと(磯山さやか)は蝉の鳴き声が聞こえるが、窓を開けると止む。隣のベッドは空のまま。夫のミツル(竹財輝之助)は帰ってこなかった。
翌日、アミーゴスに出勤したちさとはその話をするが、みんなに一笑される。ロシア語の本を見つけたセツ(原沙知絵)は、また翻訳の仕事を始めようかと言うちさとに、幸せな主婦が働き始めるには原因が、と勘繰る。
浮気はしょっちゅうのミツルだったが、今度はちょっと違う気がすると言うちさとは、明日から実家の九州に帰っている間にミツルが女を連れ込むのではないかという想像に苛まれていた。
ちさとが家に帰ると、ミツルは何事もなかったように帰ってきており、幸せなひとときが訪れる。