田中みな実が三浦翔平の印象を語る
――礼香としての役作りは何かしましたか?
お芝居の経験が浅く、役作りというものをよく分かっていなくて…。
いつも「こういう感じかな?」というイメージを持って現場に入りますが、セットの雰囲気、相手の俳優さんの間合い、監督の意向、カメラの向き、自分が思い描いていたようにはならなくて、そこが面白いなって思います。
姫野礼香は、かなりエキセントリックなキャラクターなので、イメージしていたよりも、ずっとずっとオーバーにやっていいのかなと、模索中です。
――三浦さんの印象は?
私が進行を務める別の現場で何度かお会いしたことはあると思うのですが、しっかりお仕事させていただくのは今回が初めてです。
ご結婚されて、イケメン俳優という枠にとらわれず、役者さんとして一層輝いていらっしゃるように感じられます。いちドラマ好きなアラサー女子の意見ですが(笑)。
――三浦さんとはどんな話をしましたか?
私は「奪い愛、夏」(2019年、ABEMA)に、三浦さんは、「奪い愛、冬」(2017年、テレビ朝日系)にご出演されていたこともあって、「鈴木おさむさんの世界観ってやっぱりぶっとんでる」と初日にお話ししました。
「『奪い愛、冬』でいうところの蘭(水野美紀)さんは、『M 愛すべき人がいて』では、礼香や大浜(高嶋政伸)さん、輝楽(新納慎也)さん。それぞれキャラクターが立っていていいと思うから、(演じる時は)思い切ってやっちゃってください」とアドバイスをいただきました。
その言葉通り、思いっきり演じていたら、婚姻届を持ってマサに迫るシーン(第3話)で三浦さん、堪えきれずに爆笑していましたね。