<M 愛すべき人がいて>いよいよ放送再開! 怪演の田中みな実、悪役の久保田紗友、後半の注目ポイントは?【識者座談会】
アユ役の安斉かれん、マサ役の三浦翔平のバランスが◎
小田「アユを演じている安斉かれんさんはどうですか? 彼女自身もavexの隠し玉というか新人アーティストなんですよね」
横川「アユにそっくりではないけれど、デビュー当時のアユにリンクするものがある。ちょうどいい人をよく見つけてきたなぁと感心しました」
木村「『スチュワーデス物語』を踏襲している作品なので、当時の堀ちえみさんみたいな演技初心者で正解だと思いますね」
小田「『アユ、できます』『アユ、頑張ります』という素朴な二語文が印象的ですよね…」
木村「周りのキャストがパワフルな演技をしているので、あのぐらいの演技でちょうどバランスが取れている。今は最初から完成品が求められるけれど、それこそ80年代はデビューしたばかりの新人がドラマに出ていたわけですから」
小田「マサ役の三浦翔平さんはどうですか?」
木村「三浦さんは『奪い愛、冬』でも鈴木おさむさんと組んでいますよね。このチームには合っていると思います」
横川「今回はいつもに増して目ヂカラが強くて、怖いぐらい」
小田「ギラギラと野望に燃える男を熱演していますよね。私なら、この専務には付いていけないかも…。でも、第2話でアユが放してしまった風船をジャンピングキャッチしながらかっこよく登場する場面で、ハートをつかまれました。あんなことされたら惚れてまうやろ(笑)」