チョン・へイン「とても叙情的で日本の方々に好きになってもらえるドラマ」<インタビュー>
エストニアで撮った全てのシーンが印象に残っています
――チェ・スビンさん・イ・ハナさんなど共演者との絡みで印象深い撮影の裏話があれば教えてください!
チェ・スビンさんはとても活発で明るいです。撮影スタッフともすごく仲が良くて、現場に来るだけで雰囲気が明るくなる感じがあります。撮影をする時も、よく気を遣ってくださいましたし、こちらが楽に演技できるようにしてくれる力をもっていると思います。撮影中たくさん助けられました。
イ・ハナさんは、ハウォンとは切り離せない重要な役割を引き受けてくださっていますが、僕がある意味寂しいキャラクターですよね、それでも気楽に言葉も交わしながら、頼りにでき、信じてついていける人でした。
――今作の中で特にお気に入りのシーンを教えてください。
夢を見るシーンなのですが、エストニアで撮影したもので、夢の中に母親が出てきて、母親を引きとめようとしたシーンが印象に残っています。
ハウォンは、結局、母親への愛情を見せているんですよね。ハウォンの愛情がジスへの片思いのように見えますが、それが全てではなくて、ハウォンが信じて頼りにできるのが、母親が亡くなってからはジスで、ただジスもいなくなってしまうので、結局、母親の不在、埋まらない母親の不在が表れていたと思います。
そして全般的にエストニアで撮った全てのシーンが印象に残っています。とても美しく綺麗だったんですよね。あと…エンディングでソウの元にまたやってきて、眠っているソウを眺めているシーンも印象的でした。
その人の一日を満たしているということ
――ご自身が演じていて特に印象に残っているセリフを教えてください。
「いてあげます」というセリフが印象に残っています。誰かにとって、いてあげる存在になるということは非常に大きい意味があるように思います。必ず横にいてあげるというわけでなくとも、相手が、自分のことをまるで空気の中に感じられるようにしてあげるということは本当に大きなエネルギーがあるんですよね。
その人の一日を満たしているということでしょう。くっついていなくても、遠くに離れていても、一緒にいると感じられるようにすること。なので、「いてくれますか?」とたずねる質問もそうですし、僕がソウに対して「いてあげます」と言うセリフもとても印象に残っています。
――本作では人工知能プログラマー役でAIとのやり取りのシーンもありましたが、実際にAIロボットがチョン・へインさんの家にいたら、何をしてもらいたいですか?
ただ話をしながら、今日あった出来事を話して、相談を受けたり、冗談も言い合ったり、気になることがあったら聞いてみたりすると思います。
「半分の半分 ~声で繋がる愛~」
2020年 8月21日(金)夜9:30放送スタート
■公式サイト
https://mnetjp.com/program/2615/
本放送:毎週金曜・土曜夜9:30~
出演者:チョン・ヘイン、チェ・スビン、イ・ハナ、キム・ソンギュ ほか
演出:イ・サンヨプ「ショッピング王ルイ」「知ってるワイフ」
脚本:イ・スクヨン「空港に行く道」「ユ・ヨルの音楽アルバム」
2020年 tvN /全12話/各75~90分/字幕放送/HD/日本初放送
☆Mnet Smart では本放送後7日間見逃し配信で視聴可能☆
■SPOT動画 ver.1