ゆりやんレトリィバァ、コロナ禍での収録も「支障なくいけています!」<「冗談騎士」インタビュー>
新たな自分になって新たなスタート
――収録では、StayHome期間中に30kgの減量をされたというお話もされていましたが、この期間、他に新たな挑戦や発見をすることはありましたか?
お仕事をさせていただいていると、ありがたいことに家で生活することって、起きて朝ごはんも食べずに「もういいや外で食べよう」とか、家に帰ってきても寝るだけとか。そういうことが普通になっていたんですけど、ずっと家にいて時間しかなかったので“丁寧に生きてみよう”と思って、ちゃんとした時間に布団で寝て起きて、ちゃんとお風呂もお湯をためて漬かっていました。改めて自分を大事にするっていいことやなと思いました。
――ダイエットの効果にもつながっていそうですね?
前までは不健康だったので…今もまだまだなんですけど(笑)。太っていることで「芸人として、どやねん」という声もあったりするんですけど、キャラクターとして太っていたんじゃなくて、食べ過ぎて太っていただけなんです。でも、「太っていないとできないネタって、実はそんなにないねんな」と思ったので、新たな自分になって新たなスタートというか、新たな部分を皆さんにお届けできるようになりたいなと思います。
――StayHome期間は、YouTubeも頻繁に更新されていましたね。
YouTubeは、皆さんに、おうちにいる時間を少しでも楽しんでいただきたいと思って始められている方が多いと思うんですけど、私は完全に収益のためにやっています。
――収益ですか!?(笑)
収益になるほど見られてもいないんですけど(笑)。あれは、芸人としてネタをやる感じとは違って、(収録で)竹山さんもおっしゃっていたように、テレビ以外の自分を出していくやり方やその場所がもっとあるはずという話を聞いて、テレビに出るために自分をプロデュースするじゃないですけど、もっといろんな自分を見てもらって、仕事に誘ってもらえるきっかけの場所になればいいなと思ってやっています。
――コロナが落ち着いたら、やりたいことはありますか?
下ネタになっちゃうんですけど…実家に帰りたいです。
――(笑)。
下ネタじゃなくてすみません。お正月に一回帰ってから“NYC”に帰れていなくて…。
――NYC?
ニューヨークシティーじゃなくて、奈良県吉野町(ならけん・よしの・ちょう)です(笑)。もう半年くらい帰っていないので帰りたいですね。
――最後に、「冗談騎士」の見どころを教えてください。
いろんな芸人さんの“最強ネタ”はもちろん、普段と違うユニットコントで違う一面とか、パワーアップしている感じとかも見られますし、鈴木おさむさんと竹山さんの貴重なお話は、芸人だけじゃなくて、どんな仕事をしている方にとっても、聞けてよかったと思えるありがたい話だと思います。
あとは、感動的なシーンが一個あるんですが、それがどこかというのは、皆さんそれぞれに任せます。