A.B.C-Z・河合郁人、驚きの治療法で患者を救う“ラストドクター”に「ヒーローっているんだな」
朝日「家族で支え合っている姿がすごくすてき」
――共感する部分はありましたか?
河合:僕は逆子とまではいかなかったんですが、母親のおなかの中で横になってしまっていて、お医者さんからも難産になるだろうと言われていたんです。母親はすごく不安がっていたみたいなんですけど、出産当日にもう一度見てみたら正常な向きになっていて。
僕はおなかの中でバク転をしてたんですよ(笑)。それで無事に僕が生まれた時に兄がすごく喜んで、僕のことをかわいがっていたと聞いたことがあるので、家族のエピソードを見て思わず涙してしまいましたね。
朝日:脳動脈瘤(りゅう)の女子高校生のエピソードは、もし自分だったらパニックになっちゃうだろうなと思いました。受験の不安もあるのに、いきなり死に直面するような病気が発覚して、二つの不安が同時に押し寄せてきて…。それでも冷静に、家族で支え合っている姿がすごくすてきだなと思いました。
長田:どのエピソードも家族のお話で、自分の家庭と重ね合わせるとすごくグッとくるものがありましたね。
松尾:僕は6月に子どもが生まれたばかりなので、心臓病の赤ちゃんのエピソードはタイムリーでしたし、衝撃的でした。ラストドクターがいて本当に良かったなと思いました。
――最後にメッセージをお願いします。
河合:病気になったときってものすごく不安になると思うんですけど、今はいろんな手段で情報を探せるんだなと感じました。諦めずに探し続けたらラストドクターは見つかるんだと思えるような、希望のある番組になっていると思います。
朝日:今回VTRを見たときに、私は自分のお父さんを思い浮かべました。お父さんが最近「おなかが出てきたんだよね」と言っていたから心配になってしまって。この番組を見ていたら、改めて自分や家族の“健康”と向き合うきっかけになるんじゃないかなと思います。
長田:もしかしたら明日自分が病気になるかもしれないですし、この番組をきっかけとして健康診断に行ってもらいたいと思いますね。そして病気になっても諦めないことが大事なんだと教えてくれる番組になっているので、ぜひ見ていただきたいです。
松尾:ラストドクターはもうヒーローそのものだと思います。「仮面ライダー」、「ウルトラマン」と並ぶくらい、直接的に患者さんのことを救っているので、ぜひ“ヒーローもの”の番組として見ていただきたいです。