<DIVER>新キャスト発表!片瀬那奈、民放連ドラレギュラー初出演の中山義紘ら
正名僕蔵「私が一番ガチャガチャした役かもしれないですね」
伊達直哉(安藤)の上司として、兵庫県警組織対策課の課長・鏡光一を演じるのは、正名僕蔵。「大人計画」に所属し、木村拓哉主演のドラマ『HERO』での守衛役として強烈なインパクトを残し、映画版「HERO」では検察事務官として出演するなど、1度見たら忘れない名脇役として知られている。
今回の鏡という役どころも、県警本部長である阿久津洋子(りょう)にはゴマをすり、組織犯罪対策課の部下である伊達直哉には、強気に陣頭指揮を執ろうとするも、どこか空回りしている課長役だ。正名は「今回のドラマでは、私が一番ガチャガチャした役かもしれないですね。手のひら返しをする中間管理職のズルさ、そうせざるを得ない悲哀みたいなものを面白がっていただければと思います」と話す。
中山義紘「熱のある方々ばかりで、刺激を受けています」
そんな正名が演じる課長・鏡の下で犯人逮捕のため現場を走り回る若手刑事・大山崇を、関西を拠点に活動する劇団Patchに所属する中山義紘が演じる。劇団Patchは12人の俳優たちが所属し、ドラマや、いわゆる2.5次元系の舞台などで活躍の場を広げており、中山も「スカーレット」「べっぴんさん」「あさが来た」など、NHK連続テレビ小説に多数出演。民放連盟賞を受賞したカンテレ制作の関西ローカルドラマ『大阪環状線 ひと駅ごとの愛物語 第3話 大正駅「新しい海の出現」』 にも出演していた。
今回、初の民放全国ネット連ドラでレギュラー出演することについて「火9ドラマに出演できることが本当にうれしいです!安藤さんも正名さんも、すごく熱のある方々ばかりで、刺激を受けています」とコメントした。
共演シーンが多い正名について「僕は大人計画の大ファンで、役者になりたいと思うようになったきっかけでもあるので、正名さんとご一緒できるということがとてもありがたいです。休憩時間にも、『あの舞台の時、どうだったんですか?』と、舞台の裏側を教えてもらったりしています」と話す。
さらに、正名に関西弁を教えているといい、「鏡のセリフは強めの関西弁なので、『なんでやねん』のイントネーションなどアドバイスをさせていただたいています」と明かし、正名も「中山くんが大人計画を見てこの道に、というのは本当にうれしい話ですね。一緒に芝居をしながら、相手の方言をチェックするというのは相当面倒なことだと思いますが、それを引き受けてくれてとても感謝しています。お互いにとってお互いが先生のような関係です」と話した。