田中哲司、柴咲コウの“カッコ悪い”父親役でドラマ「35歳の少女」に出演決定
田中哲司コメント
コメディタッチの中に、ピリッと、そしてさりげなく「皆さんならどうしますか?」という問いかけがたくさん詰まった、とてもすてきな物語です。遊川さんの脚本を読んで「自分ならどうだろうか?」と何度も考えました。
大人になることとは? 家族とは? 親とは? 命とは? そして、人生とは?
僕たちがいつの間にか忘れてしまった何か大切なものを、このドラマを視聴される方はもちろんですが、役を通して54歳の自分にも思い起こさせてくれるのではないかと、期待させる作品です。この作品に巡り合わせてくれたことに感謝です。
大平太プロデューサー(日本テレビ情報・制作局)コメント
田中哲司さんは、どうしてもご一緒してみたかった俳優さんの1人でした。今回お願いする進次は、男の弱さやズルさ、優しさ故の優柔不断さを同居させてた人間味溢れる役です。
お酒を1滴も飲まない遊川さんが、だらしなく酔っ払って、ストレスを発散させたり、お酒の力を借りて、急に強気になる進次を描くとき、ひょっとしたら、僕をモデルにしているかもしれません(笑)。そのせいか(?)、僕はこのキャラクターがとても近く感じて大好きです。
人生の斜陽に差しかかり、「カッコ悪い父親代表」のような彼が、いつどのように立ち上がり、誰よりもりりしくなってくれるか? それを、僕と同世代の田中さんが、どう演じるのか? とても期待しています。