ミルクボーイ駒場が“主役”の新感覚ドラマに、くっきー!「家やったら多分泣いてました」
又吉直樹・くっきー! 収録後コメント
――収録を終えた感想をお願いします。
又吉:最後はなんか、感動というかね、温かい気持ちになりました。
くっきー!:温かい気持ちになったし、自分を恥じたというかね。俺もこうあらなあかんのちゃうかって思ったね。
又吉:途中めっちゃ怖かったですけどね。
くっきー!:すっごい怖い(笑)。
――企画についてはどんな印象をお持ちですか?
くっきー!:すごく斬新でおもろかったよね。
又吉:面白かったですね。皆さん芝居してる中に、一人だけ知らん人がおったら…。衣装もあそこまでリアルになるんやっていうのもありましたしね。
くっきー!:なる、なる! リアルすぎて引き込まれるというか。例えば、家でカップラーメン食べながら見てたら、麺持ち上げたところで止まってずっと見たままやったと思う。
又吉:リアルってこのくらいの声でこんな複雑な表情すんのやなっていう。(駒場の)リアルな言葉は台本では書けないと思うので、面白かったですね。
くっきー!:下手したら、いちばんリアルな表情をしてたのは、たむけん(たむらけんじ)と絡んでるときかもね。あのときがいちばんリアルで複雑な表情やったと思う。
――コンビの絆みたいなものがテーマになっていましたけど、お二人の場合、相方さんに伝えたいことはありますか?
くっきー!:やっぱどこかね、長く一緒にいるから、雑になってたというかね、相方に対して。もっと丁寧に、コンビになりたての頃のように穏やかな気持ちで…。
又吉:真面目に答えてるのが、すごくボケに聞こえますね。
くっきー!:お前はどう? お前なんか特殊な関係だから…。
又吉:相方はほんと楽しんでるんでね。だから何も言えることはないですけどね。「どのタイミングでパーマあててんねん!」とか言いたいですかね。僕とやってたときは、僕がパーマあててるから、あてにくかったんでしょうけどねぇ。
くっきー!:パーマあてたいから、お前と離れたんかもなー。
又吉:(笑)。だからニューヨークに行ったのかもしれないですね。
くっきー!:でもまぁ、周りが何と言おうと、お前らコンビ同士が心でつながってたらええから。コンビってそういうもんやから。
又吉:お互いほんま信頼し合ってますし。東京とアメリカで(笑)。
くっきー!:すごい距離の信頼やな。
又吉:ミルクボーイにも感じましたね。
くっきー!:ほんまミルクボーイすごいな。全芸人の中でもトップクラスの信頼度ちゃいます?
――長くやってると、ちょっとは“解散”という言葉がよぎったりするものですか?
くっきー!:何べんもありますよね。
又吉:ボクは1回もないですね。
くっきー!:えぇ!?
又吉:解散は…1回も。何回かあったんすか?
くっきー!:そりゃ、あったよ。
又吉:コンビですもんね。
くっきー!:コンビは家族みたいなもんやから。
――最後に、番組の見どころや視聴者に向けてのメッセージをお願いします。
くっきー!:すごくリアルなドラマというか、人の人生を見てるような、そんな気持ちになりました。
又吉:想像を絶するリアルがいっぱい出てきます。駒場くんの純粋さ。あと内海くんが、芝居うまい!
くっきー!:そうね。めちゃくちゃうまい!
又吉:めちゃくちゃうまい、そこも見どころかなと思いました。
くっきー!:泣きます、意外と。僕らは我慢してましたけど、家やったら多分泣いてました。
又吉:一人で見てたら泣いてますよね。