鶴見辰吾&内山理名、猟奇殺人事件・主犯の夫婦役に「ここまで現実感のある役は初めて」
鶴見辰吾コメント「ここまで現実感のある役は初めて」
実際の事件の元死刑囚という役について、「いわゆる“2時間ドラマ”といわれるジャンルのもので、ここまで罪を重ねたら死刑だろうなという役は何度かありました。しかしながら、そういうドラマは犯人探しがメインになるストーリーで、裁判までは描かれません。ここまで現実感のある役は初めてと言って
いいと思います」とコメント。
また、この難役を演じるにあたり、「撮影日数や場所の制約もあり、挑戦してみたかったことの全てができたわけではありませんが、限られた条件の中でもやれる限りのことは、キャスト、スタッフ共々やり通したと思います。実際の人物を模倣するアプローチはあえてやめました。私が考える悪意に満ちた人間が、同じ条件に置かれたときどうするか、それを軸に演じました」と、役作りについて語った。
内山理名コメント「最後までじっくりと見ていただけたら」
内山は、「殺人犯はありますが、死刑囚の役は初めてです」と話し、「その瞬間瞬間で思いっきり殺人犯になったり、被害者になったりとしながら、実は本当の博子は何を考えていたのかとずっと思いながら演じさせていただきました」と演技で意識した点を明かした。
そして、「視聴者のみなさまに風間博子がどうみえるのか全く想像できません。真実を話しているのは誰なのか…。3人それぞれのストーリーを最後までじっくりと見ていただけたらと思います」と見どころを語った。
内田朝陽コメント
内田は役作りについて「“不思議な違和感”、そして“よく分からない人”。台本を読んだ最初の印象を重んじました」と役への印象を語り、「証言によって人格が異なるため、3役を演じているようでした。そして、カットがかかった時にある種の罪悪感を覚えるような不思議な辛さがありました」とコメント。
「事件、犯人、司法、判決。どこに、何を感じて頂けるのか。皆さんの感想に興味があります。ドラマをぜひご覧ください」と、視聴者へメッセージを送った。