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奇才・宮藤官九郎が描く奇想天外な“ホームドラマ”とは?

2011/09/07 05:00

脚本の宮藤官九郎と、神木隆之介ら真田家のメンバー
脚本の宮藤官九郎と、神木隆之介ら真田家のメンバー

テレビ朝日系で、10月クールの“金曜ナイト枠”で放送されるドラマが、宮藤官九郎脚本、神木隆之介主演のホームドラマ「11人もいる!」に決定した。宮藤は「子供が“わちゃわちゃ”いる大家族ものはバラエティー、ドラマに限らず大好きで、一度書いてみたいと思っていました」と腕をぶした。

同ドラマは、高校3年生にして大家族の問題を一人で背負い込む、神木演じる長男・一男ら真田家の“絆”を描く。真田家は、カメラマンだが仕事のない父・実(田辺誠一)、家庭的で貞淑な妻・恵(光浦靖子)、8人の個性豊かな子供たち、計10人の貧乏一家。そこに末っ子だけに見える謎の11人目が加わり、奇想天外な家族劇が展開される。家族それぞれが家の外で遭遇するちょっとした辛い出来事に現代性を投影し、ストレスを抱えた家族が“一つ屋根の下”に戻ってきた時に、思いがけずに浮き彫りになる家族の絆を描いていく。主演の神木、そして神木の両親を演じる田辺、光浦のほか、長女・二子役で有村架純、“謎の11人目”が見える末っ子・才悟役で加藤清史郎が出演する。

主人公・一男役の神木は「宮藤官九郎さんのユニークでシュールな世界が好きで、ドラマや舞台もよく見ていたので、出演させていただけることになり、とても光栄に思っています。この作品は家族の尊さを教えてくれるドラマだと思います。自分の部屋にいた人は、家族のいるリビングへ、一人暮らしの人は家族のもとへ行って、一緒に楽しんで見ていただけたらうれしいです」と胸を張った。

脚本を担当する宮藤は「真田家は特殊な家族で、幽霊まで登場する“うそくさい”設定ではあるけれど、関係性や抱えている悩みはうそくさくない、どんな人が見てもどこかで共感できるような、家族の本質をなるべくシンプルに、さりげなく描きたいと思っています」と意気込みを明かす。

また、テレビ朝日・中川慎子プロデューサーは「2011年の最後のクールで『日本の大家族』の物語をやれることに、運命的なものを感じていますし、いつも以上に制作者サイドの哲学が問われているとも感じています。神木さんはまさに今、少年から大人への過渡期という奇跡のような一瞬の中にいる方。そのナイーブな感性で『真田家』長男をどう演じてくださるのか、楽しみでなりません!」と神木の演技力に期待を込めた。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

ドラマ「11人もいる!」
10月スタート
毎週金曜夜11.15-0.15 テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる

画像一覧
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