<試写室>「チェリまほ」赤楚衛二と町田啓太の、ピュアな恋の歩みから目が離せない
ドラマを黒沢目線で見て、放っておけないうさぎのような安達を堪能したり、安達目線で見て、理想が詰まったかっこいい黒沢に胸キュンしたりと、1話を何回でも視聴できる。実に尊い。記者会見で赤楚と町田が互いを「かっこいい」「かわいい」と連呼していたのがよ~く分かる。我々も同じ気持ちだ。また、安達の親友で恋愛小説家の柘植(浅香航大)と、宅配業者・湊(ゆうたろう)の恋模様にもワクワクが止まらない。
もし安達が心を読めなかったら、黒沢を恋愛対象として意識することなく、変わらず同期のままだったのか?そう思うと、言葉にすることの大切さを噛みしめた。最初安達は「どうして自分なんかを?」という気持ちになるが、黒沢の本気を知り、恋愛経験のない安達も勇気を出して、ゆっくりだが真剣に向き合っていく。そして、しっかりと言葉で相手に伝えることで二人は進展していくのだろう。人とのつながりが希薄化している中、相手を思いやって心を通わせる喜びについて考えさせられる。
物語はドキドキを残したまま2話へ。次週まで待てない!!
文=.C