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「私たちはどうかしている」横浜流星“椿”ラストの笑顔に反響 “その先”を想像させるエンディングが秀逸

2020/10/01 11:00

「私たちはどうかしている」第7話より  (C)NTV
「私たちはどうかしている」第7話より  (C)NTV

「俺が帰る場所は一つしかない」


謎だった部分が解き明かされ、サスペンス要素が盛り上がりを見せた最終回。七桜と椿の間の恋愛エピソードもクライマックスを迎えた。

光月庵の当主としての生活をスタートさせた七桜。だが、一つ一つの判断に「光月庵」の看板の重圧がのしかかり、今更ながら七桜は椿の偉大さを思い知らされていた。一方、椿は負傷した目の手術を受けることに。2人は別々の道を歩き出していた。

椿に戻ってきてほしい――。七桜を含め、光月庵の面々からはそんな気配が感じられるが、職人・富岡(岡部たかし)の「ここに戻るってことは、七桜さんの下で働くってことだ。簡単なことじゃないだろ」という一言が、一同を現実に連れ戻す。

それでも思いを断ち切れず、椿のもとへ駆け出した七桜。ラストシーンは、「光月庵に戻ってきて。光月庵には…私には、椿が必要なの」と思いを伝えた七桜を椿が抱きしめ「俺が帰る場所は一つしかない。ずっと俺のそばにいてくれ。七桜、好きだ。お前を愛してる」と応えるシーンだった。キスを交わした後、椿は初めて、心からの屈託ない笑顔を見せた――。

自分は高月家の本当の子どもではないかもしれない。“さくら”が高月家の本当の子どもなのかもしれない。七桜が“さくら”かもしれない…そんな疑念を抱えながらの日々を過ごし、すべての困難を乗り越えた末に初めて見せた笑顔が胸に迫る。視聴者からも「椿さまの見たことない笑顔…!!」「この笑顔が見られてよかった」「最後、いい笑顔で終わってくれて余韻がすごい」といった声が上がる。

跡取り息子として育ってきた椿ではなく、七桜が跡を継いで歩んでいくドラマ版「わたどう」の“その後”の世界。2人手を携えて…とはいえ、古いしきたりや考え方が根強い和菓子業界でのことだから、完全なるハッピーエンドではないのかもしれない。“それでも、どうしても惹かれてしまう”、そんな心境を映した椿のとっておきの笑顔がまぶたに残る最終回となった。

「私たちはどうかしている」は「TVer」で最新話を無料配信しているほか、「Hulu」では全話配信中。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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