「1ヶ月1万円生活」道重さゆみインタビューPart2「アイドル代表として勝ちたいです!」
(「1ヶ月1万円生活」道重さゆみインタビューPart1から続く)
――「1万円生活」を通じて節約術は身に付いたと思いますか?
かなり身に付いたというか、もう癖になっています。使っていないコンセントは抜くとか、今までだったら意識しないとできないじゃないですか。でも、最近は電子レンジとかも「あ、これ使ってないから抜かなきゃ」とか、常に節約を頭に浮かべますね。自然に身に付いたので、全然それが負担になっていないんです。常に頭の中が「節約! 節約!」だったので、体が自然に節約人間みたいになってきちゃって、負担ではなくそれが“普通”になりました。
――料理もたくさんされたそうですが、一番の自信作は何ですか?
定番のハンバーグだったり、リゾット系だったり、いろいろとやらせていただいたのですが、中でも私が一番見てほしいのは、サンマを三枚におろしたりといった「お魚料理」です。築地に行って、アジとかヒラメの頭とか、普通ならあまり使い道がないからという感じで安くしていただいたんですけど、頭にも身があっておいしいんですよ。スプーンとかフォークで魚の頭の身を取ったんですけど、大変というかかなり気持ち悪かったです(笑)。でも、すごくおいしくて、ちくわとか練り物を作ったんですよ。結局、3時間半くらい台所に立って、ずっと魚の身を出したり、ちくわを作っていました。きっとその日はガス代が高かったと思うんですけど、あれはすごく頑張りました。部屋中、魚の臭いが充満していて、とてもアイドルの部屋とは思えなかったですね(笑)。手とかも魚臭かったですし。
――それはすごく頑張りましたね(笑)
頑張りましたね~。それに、魚料理を作った後にモーニング娘。の仕事があったんですけど、みんなに「臭いよ~! 臭い臭い」って言われて、恥ずかしかったです(笑)。でも、その分本当に自信がありますよ。私のことを知っている人にとっては意外だと思いますよ。モーニング娘。のメンバーで、いつもの私を知っている人たちでさえ「よくできたね~! さゆみんすごい!」って感じで褒めてくれたので、もっといろんな方に褒めていただきたいです!
――持参された「節約ノート」はお母様からのアドバイスが書かれているのですか?
はい。お母さんから聞いたことをメモしたり、事務所の人に「知っている節約術とか何かない?」と聞いたり、あとはメンバーに聞きましたね。でも、メンバーは使える節約術をほとんど言ってくれなかったんですけど…基本的に頼りないので(笑)。あとは、これまで黄金伝説で見た節約術を書き留めたものが書かれています。本当に料理はお母さんのお手伝い程度しかしたことがなかったので、お母さんもかなり心配していて、実は節約生活が始まる前に練習をしたんですよ。そのときの手順もしっかりノートに書き留めてあります。
――では、今回の節約生活で一番の“発見”は何ですか?
一番の発見は…やっぱり親のありがたみですね(笑)。本当に親ってありがたい存在なんだなというのを感じました。後半の方は、逆に一人でもできるんだという発見もありましたが。お母さんがいなくても、料理を作れたし、生活できたので、知らないうちにさゆみって一人で何でもできるようになったなという感覚です。普段はお母さんが隣にいるからお母さんに頼っていたけど、実は自分でできるし、できることの幅が広がったなということが発見できました。
――最後に対戦相手の秋山さんに一言お願いします!
そうですね。私はアイドルで、秋山さんは芸人さんじゃないですか。ロバートを背負って、芸人代表として「1ヶ月1万円生活」をやられていると思うんですけど、私はモーニング娘。、そしてアイドル代表としてやっているので、絶対負けたくありません! 本当に勝ちたいです!
毎週木曜夜7.00-7.54 テレビ朝日系で放送
※「1ヶ月1万円生活」は11月17日(木)に放送
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