今春TBSで3夜連続のスペシャルドラマを放送! 櫻井翔、大島優子、佐藤浩市らが出演!
TBSで4月上旬に3夜連続のスペシャルドラマ「ブラックボード～時代と戦った教師たち～」（仮）を放送することが決定。人気脚本家・井上由美子のオリジナル作品で、“同じ学校の同じ教室”を舞台に、終戦後の'47年に生きた教師、高度経済成長後の'80年に生きた教師、そして平成の現代に生きる教師の3人の姿を描く。
同ドラマは、「GOOD LUCK!!」（'03年、TBS系）、「白い巨塔」（'03年、フジテレビ系）など数々のヒットドラマを生んだ井上が、「日本の教育をテーマにドラマを作りたい」と5年ほど前に制作スタッフにアイデアを出し、その後の構想を経て放送が実現したという。
第1夜の主人公は嵐・櫻井翔で、戦時中「お国のために死ね」と生徒たちに教えた30歳の教師・白浜正平を演じる。戦争が終わった後、白浜が黒板の前で「命」をどのように語っていくのかを描く。第2夜の主人公は佐藤浩市で、校内暴力の嵐が吹き荒れた'80年、体を張って生徒たちを止めた50歳の教師・後藤明を演じる。「校内暴力」が広がった時代に、体罰反対の声と管理教育の波に学校を追われた後藤が「希望」を語る。この他、第1夜には宮沢りえ、名取裕子、AKB48・大島優子、北大路欣也。第2夜には志田未来、貫地谷しほり、木村多江、林遣都ら豪華俳優陣の出演が決定。
第1夜主演の櫻井は「報道番組など、さまざまな形で“戦争”を伝えさせていただく中、“いつかドラマや映画で戦争を伝えることができたら…”という思いを抱いていました。自分の30歳の節目の年にこの作品に参加できることは、身の引きしまる気持ちであると同時に、気合いに満ちあふれています」と意気込む。一方、第2夜主演の佐藤浩市は「戦後、この国は大きく変わり、親と子、教師と生徒の関係も希薄になりつつある中、体罰をもってでしか生徒と向き合えず、自分の家族を振り返る事ができなかった教師を、憐憫（れんびん）と愛情をもって演じさせてもらいました」と振り返る。また、櫻井とは初共演で、英語教師を演じる大島は「私自身、戦争は遠い歴史の中のお話のような感覚を持っている世代だと思います。このドラマが、私と同世代の方たちが戦争に触れ、関心を持つきっかけとなるように全力で取り組みたいと思っています」と今後の撮影の抱負を語る。
第3夜の主演および全キャストの発表は2月を予定しており、最終夜の教師の物語にも期待が高まる。一つのブラックボード（黒板）の前に立つ3人の“問題教師”たちの姿を通して、教育とは何か、日本人とは何か、人間の希望とは何かを、それぞれの時代を超えて伝えていく。
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TBS系にて4月上旬に3夜連続で放送
