「自分とは真逆！」だけど「昔の自分には少し似ている…」平愛梨がドラマでの自分“大巌花”を分析！
テレビ朝日系で、毎週金曜に放送中のドラマ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」で、コスプレモデル兼ボクシングジムのトレーナー・大巌花役で出演する平愛梨にインタビューを敢行。役作りで苦労した点や今後の展開などについて語ってもらった。
――花を演じられてきて、改めて役柄についてどう思われますか？
花は何事にも動じない強い女の子。私とは真逆ですね。私はカフェなどにも一人で入れないくらいチキンです（笑）。なので、けんかっ早かったりするけれど、正義感が強い花のように強く生きる女性はすごいなって思います。
――では、花とご自身が似ているなと感じた点はありますか？
弟が二人いるんですけど、昔は花のように「早く●●しろー!! 5秒以内に！」とか強く言っていましたね、竹刀を持って（笑）。剣道をやっていたので、いつも竹刀を持って弟たちに気合を入れてました（笑）。なので、放送で花を見ていると昔の自分に少し似ているところはあるかなぁ…と。言葉使いもちょっと乱暴で、明石（兵庫）出身なんですけど「このクソ！」というところを「このダボ！」って言うんです（笑）。自分でも口が悪かったなあって今は思いますね。母親にも「女の子はそんな乱暴な言葉使わないの！」って怒られていました。
――今回はボクシングジムのトレーナーという役ですが、実際ボクシングをやってみての感想は？
筋肉がついて大変でした（笑）。マネジャーさんから“ノースリーブ禁止令”が出て…すごいガチガチだったんですよ。もともと筋肉質な方なので少しやるだけですぐついちゃうんですよね。縄跳びでもかなり重めの縄跳びを使っていたので、常に腕がプルプルしていました。今は最初のころに比べたら落ち着いてきました。
――ほかに役作りの上で、苦労された点は？
耳が聞こえない役なので、日常生活でも耳栓をして生活していたこともあります。やっぱり音に反応しちゃったりして、初めはなかなかつかめなかったので。でも、実際家にいるときにしてみると、自分の心臓の音とかが聞こえてきてすごく集中するんですよね、いろいろなことに。でも、ある日スーパーに耳栓をして出掛けたんですけど、その途中に車にひかれそうになったこともあったりと…本当に大変でした。
――主演の丸山隆平さんとは、2度目の共演となりますが、あらためて丸山さんの印象は？
本当に主演にふさわしい人だと思います。マル先輩が来られたら、現場の空気が変わるんですよね。パッと明るくなるんです。舞台のときからもそうですけど、男女関係なく相手の気分を良くしてくれる人。あんなにその場その場を華やかにするというか笑顔にできるのは本当にすごいなと思います。
――そんな丸山さん演じるダメ男・田西についてはどう思われますか？
「モテない人＝恋愛できない」ってなりがちですが、田西の一生懸命さを見ていたらなんか心が打たれますよね。すごく純粋で、一つの小さなことでもすごく喜んだり。モテないなりに一生懸命伝えようとしていたり、不器用なところとか、感情をめいっぱい出して頑張っている姿はすごく格好良いなって思います。
――今後のドラマの見どころを教えてください。
いつも花のそばにいる修（浦上晟周）ですけど、どこか影を持っていて。その修の秘めている思いもこれから明かされていきます。あと、やっぱり田西が一生懸命恋愛と向き合っていく姿は注目したいですね。あとは、女性と交際経験がない田西と、旦那がいたり波乱万丈な人生を送ってきた花との恋の行方。うまくいくようでいかない…そして田舎に帰ったはずのちはる（南明奈）がちょこちょこ登場してかき乱したり。実は最終話まで全然読めない展開が逆に見どころかなと思います。視聴者の方にも、いろんな結末を想像して、毎回楽しんでいただきたいです！
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週金曜夜11:15－0:15 テレビ朝日系で放送中
※一部地域では放送時間が異なる
