怖~い嫁にやっつけられっぱなしの黒木瞳「おトメさんにエールをお願いします!」
1月17日(木)スタートの新ドラマ「おトメさん」(テレビ朝日系)の制作発表記者会見が1月9日に行われ、出演する黒木瞳、相武紗季、石田純一、郭智博、大地康雄、鈴木砂羽、脚本家の井上由美子氏が登場した。
同ドラマは、怖い嫁におびえる姑という、これまでにない新しい“嫁姑バトル”を、コミカルかつサスペンスフルに描いたホームドラマ。主婦の水沢麻子(黒木)は、自分たちとの同居を条件に、一人息子・優太(郭)と交際相手・李里香(相武)の結婚を認める。家事や近所付き合いを完璧にこなす李里香の言動に、麻子は不信感を抱いていく。
主演の黒木は「最初脚本を読ませていただいた時、『嫁はエイリアンだな』と思いました」と明かし、「撮影で、毎日恐ろしい嫁に立ち向かっていますが、ことごとくやっつけられています」と早くも嫁にやられっぱなしの様子。昨日の撮影でも嫁にやり込められたという黒木は、字画判断で役名を調べたという。「麻子は『困難を押し切る力強さを持っているが、自滅に注意』とあって、すごく当たってると思ったんです! 李里香は『家庭運は薄いけれど成功する』って。“自滅”と“成功”…この窮地をどうやって乗り切っていけばいいのか…(笑)。そんなおトメさんにエールを送ってください」と笑顔でコメント。
そんな黒木とバトルするのは嫁の李里香を演じる相武紗季。「初めて結婚している役を演じているのですが、悪い嫁でして…。将来の家庭に夢を持てなくなりそうで不安になっています(笑)」と演じる上での不安を漏らすも、「いまの黒木さんの字画判断のお話を聞いて、成功するとのことなので、どんどん強さを出して行って、自分らしく邁進したいです」と決意を新たにした。
また、麻子の夫・博行を演じる石田純一は「僕の役は、会社でちょっとモテるんですよ。ちょっとした誘惑に乗って危ない方に足を踏み入れてしまうこともあるのかな。実生活ではできないことを体験しています」と火遊びの絶えない役柄を楽しんでいる様子。麻子の一人息子で李里香の夫役の郭智博は「優しいだけが取りえで、頼りないし要領も悪い役です。僕とそっくりそのまんまですね」と自虐的に役どころを明かし、「現実では避けたい状況ですが、撮影では楽しんでやらせていただいています。僕は同居は絶対に嫌ですけどね」と本音をのぞかせた。
また、水沢家が住む街で起きる失踪事件を追う刑事・呉竹次郎役に大地康雄。水沢家の隣に住む主婦・梶原美由紀を鈴木砂羽が演じる。鈴木は「私の役は、どうも騒がしい隣家が気になって、ついついのぞきに行くと麻子さんに振り回されるという、結構いい人の役です。自分で言うのも何ですが、私自身も結構いい人なので、こういう役は上手だと思うんですよ(笑)」とコメントし笑いを誘った。また、頑固一徹の刑事を演じる大地は「今回は刑事役です。普通の刑事ではありません。これ以上は言えません」と含みを持たせるも、「自分で納得しないと絶対に周りに妥協しない反面、ひとりで酒をかっくらうような人間味がある役なので、共感しながら演じています」と役柄を明かした。
今作の脚本を担当する井上由美子氏は、ドラマを楽しむポイントについて「1つめは『嫁姑逆転のホームドラマ』。昔とは立場が逆転した嫁と姑の強いバトルや嫌味の言い合いなど、皆さんそれぞれが嫁姑の立場に立って楽しんでいただければ。2つめは『謎解きミステリー』。水沢家が暮らす街で起きた失踪事件がどんな過程をたどっていくのか。3つめは『ラブストーリー』。水沢家の夫婦のラブストーリー、若い夫婦のラブストーリー、麻子のちょっとした不倫の冒険みたいなもの、女同士や親子の愛の物語…さまざまなラブストーリーをじんわり味わっていただければと思います」とPRした。
1月17日(木)スタート
毎週木曜 夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送
※初回は9:00-10:09