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大河初出演の中谷美紀から逆質問「私、若手でいいんですよね!?」

2014/01/25 05:00

大河ドラマ「軍師官兵衛」で、中谷美紀は官兵衛(岡田准一)の妻・光を演じる
大河ドラマ「軍師官兵衛」で、中谷美紀は官兵衛(岡田准一)の妻・光を演じる (C)NHK

NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」で、主人公・黒田官兵衛(岡田准一)の妻・光を演じている中谷美紀がマスコミ各社合同インタビューに応じ、役柄への思いなどを語った。光は、官兵衛の主君である小寺政職(片岡鶴太郎)の縁戚・櫛橋家の次女で、おてんばで率直に物を言い、戦で城を空けがちな官兵衛の留守をしっかりと守る黒田家の女主だ。

中谷は今回、大河初出演ということで「熟練の先輩俳優さんたちが数多く出演している中に若手として入るのは恐れ多い気持ちでいました。ですが、現場に入ってみると皆様温かい方ばかりでした。今回の現場は明るい方が多くて、しかも監督はいい時はいい、悪い時は悪いと言って下さるので、みんなが同じ志の下に気持ちよく作っています。皆様に愛される作品になるように努めてまいりたいと思います」と本作に懸ける思いを語った。インタビュー中、中谷は時折自身の事を「若手…若手? 私、若手でいいんですよね?」と質問し返す場面もあり記者陣から笑いが起こった。

自身が演じる光について「今回舞台となった戦国時代は私自身がとても大好きな時代。憧れの千利休が秀吉と共に活躍した時代ですし、千利休と同様に秀吉を支えた官兵衛の妻を演じることができてとてもうれしいです」と語った。主演の岡田准一については「岡田さんは、冷静沈着で思慮深い方なので、秀吉が太陽であるならば官兵衛は月というように、まさに月のような沈黙の中に威厳をたたえているような素敵な方です。官兵衛を演じるべくして生まれてきたような方です」と絶賛した。

また、自身が以前から好きだった戦国時代の話にも触れ「当時は親、兄弟が殺しあう時代だからこそ、命の大切さを突きつけられる時代だったと思います。女性たちも夫や子供を戦に送り出す際、涙で送り出すのではなく毅然とした態度で送り出すのはとてもすごいことだと思います。光も、第12回で大事な息子を信長の人質として送り出すシーンがあるのですが、忘れられないシーンとなっています。台本を読んで涙してしまいました。本当は送り出したくないのに送りださなければいけない、そんな女性たちの思いを大切に表現できればと思います」と胸の内を語ってくれた。

最後に、'14年の抱負について「『軍師官兵衛』とともにことし1年があるので、黒田家の家族を大切にしていきたいです」と語り、プライベートでは「旅をしたいです。姫路城を見たり、大分で磨崖仏(まがいぶつ)を見たりしておいしいふぐを食べたいです」と希望を語った。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

大河ドラマ「軍師官兵衛」
毎週日曜夜8:00-8:45ほか
NHK総合ほかにて放送中

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