「ただボーっとしてました(笑)」ヒロインを演じた谷内里早が明かす撮影裏話とは?
映画「竜宮、暁のきみ」が、7月19日(土)より東京・K's cinemaにて公開。
同作品は、浦島伝説にちなんだ地名や遺跡が数多く残る香川・荘内半島を舞台に、友人を亡くした青年が新たな一歩を踏み出すまでを描く“喪失から再生への物語”。東京の大学に通う浦浜太郎(石田法嗣)は故郷の香川に帰省し、友人の浪越正彦(落合モトキ)と遊び行った海で溺れてしまう。しかし、太郎を助けようとした正彦が命を落としてしまい、心に大きな傷を負うことに。一年が過ぎたある日、いまだ喪失感と罪悪感で自分の殻に閉じこもり続ける太郎の前に、一人の不思議な少女・乙武みずき(谷内里早)が現れる…といったストーリー。
今作でヒロインのみずきを演じる谷内は、「ものすごいすてきな作品だなって素直に思えたし、ストーリー性も好きなタイプでイメージしやすかったです」と脚本を読んだ感想を明かし、水中での撮影について「楽しかったです! 下手に動かない方がいいかなと思って、ただボーっとしてました(笑)」と振り返った。一方、苦労したシーンについて「ダンスシーンは大変でした。元々踊りも上手くないですし、足場が砂だったので(苦笑)」と告白。
また、太郎とみずきの関係について「がっつり恋愛は意識しなかったですね。そんなに意識しないナチュラルな方が絶対いいなと思って。(太郎を)助けてあげたいというよりは、心配しているって方が大きかったかも」と明かした。
最後に「香川県の情景や、音楽、登場人物がそれぞれ本当にキラキラしていて、とっても温かい作品だと思います。この作品を通して、皆さんにいろんなメッセージを感覚的に受け取っていただけたらうれしいです!」とアピール。また、主役の太郎を演じた石田は、「太郎とみずきの関係性や、太郎がどうやって変わっていくかなど、ご覧になっていただいてそれぞれ何かを感じ取っていただければ」とコメントした。
7月19日(土)より東京・K's cinemaにて公開