「ドクターX」第3弾放送決定！米倉涼子『終わりにするつもりでした』
米倉涼子がフリーランスの天才外科医を演じる「ドクターX～外科医・大門未知子～」の新シリーズがテレビ朝日系にて10月から放送されることが分かった。第3弾となる今回は、遠藤憲一、内田有紀、勝村政信、岸部一徳らのおなじみのメンバーに加え、渡辺いっけい、中尾彬、伊武雅刀、高畑淳子、北大路欣也らの新キャストが登場。また、過去のシリーズで病院の実力者を演じた伊東四朗、古谷一行、西田敏行が特別出演するという、重厚感あふれる布陣が明らかになった。
「ドクターX」は、“名医紹介所”に所属し、さまざまな病院に派遣されては腕を振るう外科医・大門未知子が主人公の医療ドラマ。未知子は、外科医としての腕は超一流ながら、医師免許が不要な雑用は一切せず、誰に対しても言いたいことを言う異色・孤高・反骨の3拍子そろった変わり者。病院の実力者たちにも真っ向から立ち向かう姿と、「私、失敗しないので」の決めぜりふが人気を集め、平均視聴率は第1シリーズで19.1％、第2シリーズで23.0％を記録した(ともに関東地区、ビデオリサーチ調べ)。
第3シリーズでは、未知子は、日本最高峰の医療技術を誇る「国立高度医療センター」に派遣される。そこは国が威信をかけて作った病院だが、内情は病院の覇権を狙い、東西の名門病院出身者たちが策を張り巡らす伏魔殿。未知子を利用しようとする同センターの理事・天堂(北大路)、内部対立をあおり私腹を肥やす総長・黒部(中尾)、大奥と呼ばれる看護部を取り仕切る看護師長・白木(高畑)らクセのある人物がひしめき合っている。さらに、“上には弱く、下には強い”海老名(遠藤)は同センター東棟の外科部長、腕はいいが金に汚い加地(勝村)は同じく東棟の外科副部長と、おなじみの顔も入り乱れ、未知子は日本医学界の頂上決戦に巻き込まれていく。
第1話では、かつて未知子の父親の病院をつぶした毒島(伊東)が入院。巨大な心臓腫瘍と破裂した肝細胞がんという重病を抱える毒島の手術に、部外者の未知子が手を挙げる。一度は一蹴されるものの、すご腕の外科医である未知子を引き込めば権力争いを有利にできると考えた医師たちは、未知子が所属する“名医紹介所”へ。未知子は毒島の担当医として雇われるものの、毒島は未知子の手術を拒否してしまう。
第3シリーズに当たり、「髪もバサっと切って短くしました」という主演の米倉は、実は出演するドラマがシリーズを重ねていくのは苦手と語り、「『ドクターX』も本当は去年の第2シーズンで終わりにするつもりでした」と告白。再々登板には新シリーズを望む視聴者からの声が大きかったといい、また「人としてすごく納得できる言動をする未知子も、演じていて心地いい役なんです！」と未知子への思い入れも明かした。さらに、第3シリーズについては、「未知子は“日本医学界トップの戦い”に巻き込まれていきます。未知子自身は揺るがないけれど、周りを取り囲む方々によって見え方やカラーが毎回変わってくるのが、この作品の面白いところ！ 豪華メンバーが勢ぞろいした新たな布陣でのセッションを通し、今度はどんな色が生まれるのか…。私も楽しみです！」と作品の仕上がりに期待を寄せた。
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10月スタート
毎週木曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系にて放送
