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みのもんたと“裁判員制度”や“冤罪”について考える

2015/03/12 12:00

みのもんたが「号泣裁判~これは真実に基づいたドラマである~」のMCを務める
みのもんたが「号泣裁判~これは真実に基づいたドラマである~」のMCを務める

3月13日(金)のフジテレビ系「赤と黒のゲキジョー」で、みのもんたがMCを務める『号泣裁判~これは真実に基づいたドラマである~』(夜9:00-10:52)が放送される。

同番組は、'06年の「認知症母殺害心中未遂事件」、'11年の「バス車内痴漢えん罪事件」、'09年の「耳かき小町殺人事件」の3つの事件の裁判を映像化。加害者、被害者、裁判員、それぞれの立場について、峰竜太関根勤らゲストと考えていく。

収録後、囲み取材に登場したみのは「一応、日本は民主主義で、司法・行政・立法と三権分立はしているけど、納得できないことも多々ありますよね。そこで生まれたのが裁判員制度なんだけど、厳罰に走り過ぎているとかで(判決が)ひっくり返されたりしています。国民の感情、一般市民の感情と、プロである裁判官が考える量刑に違いがあることなど深く考えさせられました。きょうのゲスト4人の皆さんも、それぞれ感じたことがあると思います。ご覧になる皆さんには丁々発止やってほしいですね」と収録の感想を話した。

番組で取り上げた3つの事件の中で特に印象に残った事件については、「痴漢冤罪ですね。冤罪が多過ぎるということだね。99.9%がいくら頑張っても罪になる。誤解されているケースは多いと思うよ。最近は女性が強くなったから、堂々と『触ったでしょ!』ってやるじゃない。みっともないし、『ごめんごめん』で済んじゃうこともあるかもしれない。だから、僕らも番組の3本の中で痴漢の問題は真剣に取り組まなくちゃいけないと思いますね。泣き寝入りしている女性もたくさんいると思いますし、それにつけ込む悪い男もいるわけでしょ。毎日のことだからね」とコメント。

また、裁判の在り方に関しては「僕は裁判員制度が一番良いと思いますよ。プロも参加してやるわけだから。ただね、最高裁判所までいくと、最近は覆されているけどね。どうなんだろうなって思います。一世風靡した『必殺仕事人』('79年、テレビ朝日系)、何であれがヒットしたのかって、やっぱりあれは国民の要望だったんでしょうね。泣き寝入りして潰れていく人たちの怨念は誰が晴らしてくれるのかっていうと、(主演の)藤田まことさんが出てくるんですよね。復讐は良くないですよ。復讐じゃなくて、被害者と加害者がいて、被害者だけが泣き寝入りするんじゃなくて、加害者にもそれ相応の責を負ってほしい。それが懲役10年、20年、死刑とあるわけでしょ。その辺は素直に考えてやらないと」と持論を述べた。

最後は視聴者に向けて「きょうの番組は『人はいかに生きるべきか』『どういう死にざまを見せるか』、3本のドラマがそれぞれ教えてくれています。ぜひご覧ください」とメッセージを送った。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

赤と黒のゲキジョー「号泣裁判~これは真実に基づいたドラマである~」
3月13日(金)夜9:00-10:52
フジテレビ系で放送

画像一覧
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  • みのもんたが「号泣裁判~これは真実に基づいたドラマである~」のMCを務める
  • 【写真を見る】ゲストには(左から)関根勤、柴田理恵、峰竜太らが登場
  • 裁判の再現映像に柴田も思わず涙する

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