全話プレーバック！「セカンド・ラブ」“激愛”の軌跡
KAT-TUN・亀梨和也主演ドラマ「セカンド・ラブ」(テレビ朝日系)が、3月20日(金)に最終回を迎える。全7話と1クールの連続ドラマとしては話数が少ないことから、一話一話の内容が濃く、展開が急な本作。
ここまで見たことがない人、もう一度おさらいしたい人のために、第1話から6話までを一気に振り返りつつ、最終話の見どころを紹介する。
【2月6日放送/第1話】
コンテンポラリーダンサーの慶(亀梨)は、肉体労働やティッシュ配りのアルバイトで生計を立て、海外カンパニーの入団オーディションを受け続けていた。十分過ぎるほどの実力はあるが、ドイツのカンパニーでは納得のいかない理由で主役の座を奪われ、それ以降もチャンスに恵まれていなかった。
海外のカンパニーのオーディションに落ち続け、死にたい気分に絡め取られていたある日、慶は名門女子校で教べんを取る化学教師・結唯(深田恭子)に一目ぼれ。結唯の姿にまるで吸い込まれるかのように、心を奪われ、熱烈なアプローチを始める。同僚教師・高柳(生瀬勝久)と満たされることのない不倫関係を続けていた結唯は、若い男性からのアプローチを戸惑いながらも受け入れ、突き動かされるように慶と一夜を共にする
【2月13日/第2話】
情熱的に一夜を共にした翌朝、慶は好きな人と心身を共有できた幸せを感じながら、寝ている結唯を部屋に残し、バイトへ向かう。だが、いい年をして“男の部屋から朝帰り”という行動を取ってしまった結唯は、半ば自嘲気味で、うっかり携帯電話を彼の部屋に忘れるという失態を演じてしまう。
一方、バイトを終えて、家の中で結唯の携帯電話を見つけた慶は、よかれと思って結唯の学校に届けに行くことに。ところが、他の教師や生徒に見られたらどんな騒ぎになるか分からないからと結唯は困惑し、慶を冷たく突き放す。
その後、距離を取ろうとする結唯に対し「最後にもう一度会いたい！」と慶は再び猛烈なアプローチを繰り広げる。そして、やがて結唯の方から慶のアパートへと向かい「最後にしたくない」と懇願し、再び関係を持つ。
【2月20日/第3話】
結唯が同僚教師・高柳と不倫をしているという衝撃の事実を幼なじみの綾子(早見あかり)から聞かされた慶は、結唯に高柳と別れるよう促した上で同せいを申し込む。初めて男性から「一緒に暮らそう」と言われ、結唯は驚きを隠せなかったが、もはや慶に心を奪われてしまっている結唯には断る理由などなかった。
しかし、結唯は夫の浮気が原因で潔癖な上、娘への依存度が高い母・真理子(麻生祐未)と同居中だけに、同せいを承諾してもらうのは至難の業。慶はそんな結唯を見かねて一緒に説得に行くと申し出るが、きっぱりと断り、真理子と2人だけで話をすることに。案の定、けんかになってしまうが結唯の意志は固く、慶と同せいを開始する。
【2月27日/第4話】
急速に、そしてもはや誰も引き離せないほど強く引かれ合い、一緒に暮らし始めた慶と結唯。ところが慶のもとに、結唯に依存する母・真理子がいきなり押し掛け、ヒステリックに「娘を返して」と食ってかかる。
一方、結唯は同僚教師・高柳との不倫関係が生徒たちの間でうわさになり、職員室でも問題視される事態に。愛し合う慶と結唯の前にさまざまな障壁が立ちはだかるが、慶と結唯の心が揺らぐことはなかった。
そんな中、慶は以前クビにされたドイツのダンスカンパニーの芸術監督・フォルトナーから依頼された日本公演時の通訳の仕事を始めることに。上演されるのはカンパニー在籍時に慶が主役を務めた演目で、かつて慶が踊ったポジションは同じ日本人のダンサー・一之瀬(大貫勇輔)が務めるという複雑な状況。
それでも通訳の仕事も新しい何かのきっかけになると信じ、舞台稽古の場へと向かう慶だが、一之瀬のダンスを見た瞬間、彼は自らの“夢の終焉”を悟る。しかし、仕事が軌道に乗り始めるのと反比例するかのように、結唯のことがおろそかになってしまうようになる。
【3月6日/第5話】
慶はコンテンポラリーダンサーとしての才能に限界を感じた矢先、振付師として日本中はもとより世界から脚光を浴びるようになった。多忙な日々の中、新たな人生のステージで再び世界を目指そうと燃え始めた慶は、がむしゃらに仕事に没頭。愛する慶の成功を心から喜ぶ結唯だが、ダンスの世界のことなど何も分からず、仕事面でのサポートも満足にできない状況に、徐々に慶の存在を遠く感じるように。
そんな折、結唯の元不倫相手・高柳は、妻・里子(片岡礼子)から離婚話を切り出される。結唯を失った上に、妻までも失い、高柳は精神的に追い詰められる。そして結唯への執着心が膨らんだ高柳は、結唯に「もう一度自分と付き合おう！」と告げ、結唯を困惑させる。
【3月13日/第6話】
慶は世界の大都市ツアーを予定しているイギリス・ロンドンのダンスカンパニーから新作の振り付けを依頼される。世界に羽ばたくチャンスを手にするため慶は快諾し、ロンドンに旅立つ。
それから5日が経ち、結唯が日本から何度電話しても、慶は一度も出ないばかりか、メールの返信内容も「仕事中」とそっけない。そんな冷たい態度を取る慶は本当に自分のもとへ帰ってくるのか、結唯の心は不安で大きく揺らぎ始める。
その後、帰国した慶は、1年間の長期日程で世界ツアーに行くと言いだす。ますます困惑する結唯に「ついて来るなら、仕事も母親も捨てて一緒について来て」と告げるが、結唯は逡巡した結果断り、2人は別れることに。そして、慶は結唯を日本に置いて、世界へ旅立った。
【3月20日/最終話】
約1年後。ダンスカンパニーの世界ツアーで大成功を収め、日本に帰国した慶は、なぜ強引に結唯を世界ツアーに同行させなかったのかと強い後悔の念に駆られる。1年間、慶はどこにいても結唯を思いその姿を探していた。
帰国後ますます募る「結唯と一緒に生きていきたい」という思いを胸に、結唯が働いていた高校へと向かうが彼女は既に退職していた。結唯の元不倫相手・高柳から連絡先を聞きだそうと食い下がるも、取り合ってもらえない。それでも諦めきれない慶は、一縷の望みに懸けて結唯の母・真理子を訪ねる。
そして、ある偶発的な出来事を経て、ようやく結唯と再会を果たす。ところが、新たな場所で自分の道を歩み始めていた結唯は、慶を受け入れようとしなかった…。
最終話も二転三転する激しい展開。慶は結唯の心に“チェックメイト”することができるのか、できないのか。運命の再会を果たす、もう戻れない2人の“激恋”の結末に期待したい。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
毎週金曜夜11:15-0:15
テレビ朝日系で放送
※一部地域では放送時間が異なる。3月20日(金)が最終回
