ラッパーの新たな“登竜門”にZeebraも注目!
ラッパーへの夢を持った熱き挑戦者が、“5人モンスター”とフリースタイルラップで対決する新番組「フリースタイルダンジョン」が、9月29日(火)からテレビ朝日でスタートすることが分かった。
エミネム主演映画「8 Mile」などで、日本でも注目度が高いフリースタイル(即興)のラップバトル。「BAZOOKA!!!高校生RAP選手権」(BSスカパー!)などの影響もあり、若い“バトルMC”は日本でも増加傾向にある。
だが、バトルMCをなりわいとすることはやはり難しく、「ラップで立ち直ろう!」「ラップで生きて行こう」と夢を描く少年たちの未来は、決して明るくないのが現状だ。
そんなバトルMCの卵たちのためのチャンスの場となるのがこの「フリースタイルダンジョン」。全国のフリースタイルラップの猛者が、“5人モンスター”と呼ばれる5人のすご腕ラッパーたちに挑み、即興ラップのうまさを競い合う。
番組では毎回、ラッパーへの夢を持った熱き挑戦者が、“5人モンスター”とフリースタイルラップで激突。挑戦者は、5人のモンスターの中から一人ずつ勝負していき、5人勝ち抜きを目指す。
対決は、8小節×2ターンの3ラウンド制。プロのラッパーと著名人による5人の審査員がジャッジし、先に2勝した方の勝利。挑戦者は一人勝ち抜くごとに賞金をゲットできるが、次に挑戦して負けた場合は、その賞金が無効となるという過酷なルール。
そして番組のメーンMCは、日本のヒップホップシーンを語る上で欠かせないカリスマ・Zeebraが担当。果たして、5人勝ち抜きを達成する若き挑戦者は現れるのか。将来のカリスマラッパーによる魂のラップが、火曜の深夜を熱くする。
メーンMCを務めるZeebraは「フリースタイルバトルの結果と音源リリースの結果は必ずしも比例しない。なぜなら、バトルに求められる要素と楽曲に求められる要素は違うから。『高校生ラップ選手権』で若い子をたき付けた身としては、もっとバトルに特化したメディアを作ることによって、バトラーとして食べていける道筋を作る必要があると思い、かねてトーナメント制以外でもっとショーアップできる企画がないものかと考えていました」と、番組に懸ける思いを明かした。
9月29日(火)スタート
毎週火曜夜1:26-1:56
テレビ朝日で放送