【テディ連載3】平岡祐太の新しい一面が明らかに!?
10月24日(土)に第3話が放送されるフジテレビ系のドラマ「テディ・ゴー!」(毎週土曜夜11:40-0:05※10月24日(土)は夜0:15-0:40)の連載企画第3回。
今回は、高田雄貴Pに冬野唯志役の平岡祐太や作品のこだわりについて語ってもらった。
――冬野役に平岡さんをオファーした理由を教えてください。
平岡さんは今回、結構はじけてる役なんです。原作(加藤実秋「アー・ユー・テディ?」(PHP文芸文庫))のイメージは「ガリレオ」('07年)の主人公・湯川学プラス、アメリカのSFドラマ「Xファイル」の主人公・モルダーらしいんですけど、今回のドラマでは加藤先生のご了解をいただき、冬野のキャラクターをよりコメディーに振らせていただきました。
そういう面を平岡さんがすごく考えてきてくださって、第2話で少しだけ披露されてましたが、第4話(10月31日(土)放送)のあるシーンでは、平岡さんが自分で作ってきた歌をより長く歌う予定です。それは彼が自分で考えてきて、現場で歌ってみて、面白かったから即採用(笑)。だから、平岡祐太の新しい一面を楽しめます。で、そういう面を楽しむために普段は思いっきりクールにやってもらいました。クールに見せるお芝居をすごく意識してやっていただいたので、第2話の最初の方はあんまり変人っぽいのが分からなかったと思います。
――康雄(哀川翔)が怪しいとにらむ高井塾の講師には松尾諭、小柳友、六角慎司がそろいました。
3人とも実力派の方々なので、遊び心を入れてお芝居をされています。でも、それもいい意味で和子役の森川葵さんの力なんだと思います。森川さんが最初に本読みで面白いお芝居をしだしたので、周りの俳優さんたちもそれに乗りましたね。
――「テディ・ゴー!」で一番こだわったのはどんなところですか。
和子とクマのやりとりですね。それはやっぱり、森川さんというコメディーの才能がある女優さんと、哀川さんというこちらもコメディーのセンスのある、エッジの効いた俳優さんの組み合わせをどれだけ届けられるか、そこにこだわりました。それに、哀川翔という強いイメージのある男性を、編みぐるみで体が動かないということを最大限に利用して森川葵という小さな女の子がぶんぶん振り回すっていうのは面白いと思うし、哀川さんみたいに強いイメージのある役者さんだったらやられてもあんまり嫌なイメージを持たれないと思うんですよ。
――第3話の見どころを教えてください。
第3話は、より強固に和子が事件に関わることになった中で、ちょっと試練が襲います。そこに尽きますかね。あとは和子と康雄がいいバディになってきているなっていうのが分かると思います。第3話はとにかくピンチですね。そのとき和子がどうするかに注目してください。
【第4回(終)は10月30日(金)に配信予定】
毎週土曜夜11:40-0:05
フジテレビ系で放送
※10月24日(土)は夜0:15-0:40
原作:加藤実秋「アー・ユー・テディ?」(PHP文芸文庫)
脚本:大北はるか、阿久津朋子
主題歌:「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」チームしゃちほこ
プロデュース:高田雄貴
演出:西坂瑞城、田中峰弥