桜木花道が一番好き!?声優・谷山紀章のバスケ観戦歴
10月末、アメリカでNBAの新シーズンがついに開幕。世界最高峰のバスケットボールリーグを舞台に、“超人”と呼ぶにふさわしいトッププレーヤーたちが激闘を繰り広げている。
今回、WOWOW“NBAファミリー”の一員であり、GRANRODEOのボーカルとしても活躍する人気声優・谷山紀章を直撃。NBA観戦の思い出や、注目プレーヤーなどを語ってもらった。
――まず最初に、谷山さんがNBAを見るようになったきっかけを教えてください。
「僕と同じ人は結構多いと思うんですけど、1992年のバルセロナ五輪のドリームチームですね。初めてプロバスケ選手のオリンピック出場が認められて、マイケル・ジョーダン、パトリック・ユーイング、デビッド・ロビンソン、スコッティ・ピッペン、カール・マローン、
チャールズ・バークレー、ジョン・ストックトン…まさに綺羅星のごときスターたちが出ているのを見て。まだ全然選手の知識も無かったんですけど、見たら単純に凄いし、スポーツとして躍動感があって、『何だこの人たちは!?』ってハマっちゃったんですよね」
――特に好きになった選手はいたんですか?
「最初はマイケル・ジョーダンですね。ジョーダンのフォルム、動き、シルエットの格好良さに一発でやられました。NBAを見るようになった、というより、マイケル・ジョーダンを見るようになったんです。そこから観戦を重ねるごとに、NBA自体にもハマっていきましたね。見始めたのが1992年からだから23年前、高校2年生のときですね。
当時は『スラムダンク』の影響もあって、桜木花道が一番好きでした。バスケ部の主将と友達だったから、よくクラス対抗でバスケの試合をやっていたんですけど、“桜木花道ごっこ”をやっていました(笑)。陸上部でジャンプ力はあったから、リバウンド専門で(笑)」
――10月にジョーダンが来日したときは見に行かれたんですか?
「行ってないです、僕は…人の多いところが好きじゃないんですよ(笑)。来たんだ!って感慨深くなれたら良いんです。(NBAファミリーの)佐々木クリスくんがインタビューとかしていて、羨ましいなって思いましたけど(笑)。ジョーダンの有名な“ポスターダンク”が本当に大好きなんです。フリースローレーンで踏み切って、横から写したのがポスターになっているやつ。
1回クラッチ入れている瞬間、3m5cmのリングと同じ高さに頭があって、本当に衝撃を受けましたね。そこからジョーダンのビデオを探して買って、『カム フライ ウィズ ミー』や『エア タイム』、シカゴ・ブルズが優勝したときの『アンタッチャブルズ』っていうビデオをずっと見ていました」
――それは筋金入りですね。ジョーダンが引退してからは、どの選手に注目されたんですか?
「コービー・ブライアントです。僕はミーハーなので(笑)。ジョーダンの2回目の引退が1997-1998シーズンの後、1999年だから、ルーキー時代のコービーと2シーズンくらい被っているんですよね。そこでマッチアップしたジョーダンが、ちょっとコービーを認めたっていうのもあって、だったら俺はコービーを応援しようと。
初めは好きじゃなかったんですよ。でも結局ファンになって、シャキール・オニールとのコンビも見ていたし、シャックが出ていった後もコービーを応援していたから、思い入れが強いですね」
――チームというよりはプレーヤーを応援しているんですね。
「ジョーダンがいたからブルズ、コービーがいるからロサンゼルス・レイカーズですね。でも20年も応援しているから、チーム自体も好きになってきますよね。だからコービーが引退してもレイカーズを応援するだろうし。コービーは時代を創った男だから、勇退するっていうならイチNBAファンとして見届けたいですね。
正直、レイカーズが優勝できると思っていないので、コービーに期待するのは史上最年長得点王(笑)。プレーするのを見られるだけで良いんですけど、この際誰もやれなかったことをやってほしいですね」
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