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榎木孝明「明治時代にこんなにも腹の据わった人がいた」

2015/11/10 16:15

榎木孝明、石黒賢で描くドラマ「新春スペシャルドラマ『百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝』」が新春オンエア
榎木孝明、石黒賢で描くドラマ「新春スペシャルドラマ『百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝』」が新春オンエア (C)TBS

'16年正月、TBS系にて榎木孝明石黒賢が出演するドラマ「新春スペシャルドラマ『百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝』」がオンエアされることが明らかになった。明治時代に国家存亡を懸け、産業の近代化という課題に果敢に挑んだ実業家の実名による完全実録ドキュメンタリードラマだ。

銅山の近代化にまい進した二人のリーダーのうちの一人・広瀬宰平(ひろせ・さいへい)を演じる榎木は「広瀬宰平は、『100年先の日本のことを思う』という現代人では到底考えられないようなポリシーの持ち主で、非常に先見の明があり、素晴らしい偉人です。このような人物がいたからこそ、今の日本があると感じました。

広瀬と石黒さん演じる伊庭貞剛(いば・ていごう)が対立する場面は見どころの一つです。広瀬は企業のあるべき姿を伊庭がしっかり受け継いでいることに納得し、全て託すシーン。

二人の丁々発止のやりとりは見応えがあります。明治時代にこんなにも腹の据わった人たちがいたと知っていただく番組になっていると思います。ぜひご期待ください」とコメント。

また、もう一人のリーダー・伊庭貞剛を演じる石黒は「伊庭貞剛は、公害問題を解決するために大胆な計画を実行に移す行動力の持ち主です。叔父である広瀬に物おじせず意見する勇気、胆力、そして先見性に人間としての器の大きさ、魅力を感じます。

伊庭は総理事を継いだ後、まず鉱山で働く人たちに気持ちを寄せて彼らの顔と名前を覚えます。

まだ江戸時代の身分格差があったであろう中で、分け隔てなくフラットな目線で人々と接する。こういう伊庭の人となり、人柄を感じ取っていただけたらと思います」とアピールした。

【ストーリー】

物語の舞台は、瀬戸内海に面する愛媛県新居浜市を見下ろす別子銅山。

幼少のころから、住友が経営する別子銅山で育った広瀬宰平(榎木孝明)は、銅山の近代化を図ることこそ、住友が日本の産業の発展に寄与できる唯一の道と信じ、「100年先の日本のため」と住友家を説得。近代化の実行を宣言した。

「お雇い外国人」が日本中を闊歩(かっぽ)する時代だったが、広瀬は日本人の手による近代化にこだわり、鉱山技術を学ばせるために塩野門之助(浅利陽介)を留学生としてフランスに送り込む他、西欧技術の取り込みを積極的に行った。

こうして、銅山の近代化は20年という驚くほどのスピードで進んでいく。やがて広瀬のおいである伊庭貞剛(石黒賢)も加わり…。

■高橋正嘉プロデューサー:この企画は構想に5、6年かけてやっと形にすることができました。広瀬と伊庭の成し遂げたことは現代にも十分通じる考え方で、単なる昔話で終わらず今の企業リーダーにも求められるテーマではないかと思い、実現に向けて尽力してきました。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

新春スペシャルドラマ「百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝」
'16年新春
TBS系で放送

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  • 榎木孝明、石黒賢で描くドラマ「新春スペシャルドラマ『百年の計、我にあり~知られざる明治産業維新リーダー伝』」が新春オンエア
  • 【写真を見る】銅山の近代化にまい進した二人のリーダー

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