“国際派女優”祐真キキは空を飛びたい?
毎週火曜にHuluで配信中の「HEROES Reborn/ヒーローズ・リボーン」に、日本人キャストとして抜擢された祐真(すけざね)キキにインタビューを敢行。
Huluにて配信されるや、「あの日本人は誰?」などという声がネットを中心に拡大し、大きな反響を呼んでいる。
そんな祐真のロングインタビューを2回に分けて掲載。後編では、演じるミコについて、アクションシーンの裏側やこの冬にやりたいことなどを語ってもらった。
【『「HEROES-」抜てき!祐真キキの目標はアンジー』より続く】
――今回起用されたミコのキャラクターについてはどう思われていますか?
台本を読んだとき、面白い子だなと思いました。ゲームの世界に行ってしまうし、少しクレイジーなところもあるし。台本上のイメージではすごく女の子っぽい、静かなキャラクターだったんです。
でも、ちょっと何か面白くしたかったというか、結構自分のアイデアで少しキツめに演じました。おかげで結構自分らしくなったかなと思いますね。
――どのあたりが特に自分らしいと思われましたか?
話し方ですかね。レン(内門徹)とミコの関係性で、レンへの扱い方は特にそうですね(笑)。
話数が進むにつれて変わっていったところもありますし、監督ごとにも微妙に変わるんですよ。アメリカのドラマは2話ごとに監督が変わるので、そこも見どころの一つですね。
――ミコは“刀ガール”ということで、バリバリアクションもされていましたが、今回に向けてトレーニングもしました?
アメリカでは以前から殺陣クラスに通っていたので、特に今回に向けて何かをあらためてしたということはありません。でも、けがをしないように柔軟(運動)はきっちりこなしました。
撮影は結構激しかったですから、体を柔らかくしないとけがをしてしまうので。ゲームの中のシーンも、モーションキャプチャーを使って全部自分がアクションしているので、例えば前半でけがをしちゃったらリキャスト(キャスト変更)もありうるなと思っていたので、絶対にけがしないように気と付けていました。
――見た目にも激しいアクションでしたからね。
そうなんですよ。撮影中、頭を少し切ったことはありましたが、骨折などの大きなけがはしなかったので、それは良かったと思っています。
――普段から殺陣以外にも鍛えているんですか?
アメリカに行っている間は結構ジムに行きます。週に3、4回くらい。アメリカでは普段歩かず、車しか乗らないので。ジムに行って歩くだけの日もありますし、筋トレだけの日もあります。反対に日本だと全然運動しないです。車を使わず、結構歩き回るからいいかなと(笑)。
――撮影の翌日は筋肉痛もあったわけですよね?
撮影の次の日は全身が痛いですね! でも、すごく“やった感”があったので、結構痛いのですが、いい筋肉痛ではありました。筋肉痛は残るので、次の日が休みという日はうれしかったです(笑)。
――いつも長時間撮られているんですか?
長くて15時間くらい撮ります。撮影入りから終わりまでで10時間くらい掛かるのは普通ですね。7カ月間撮影でカナダ・トロントにいたのですが、最初の方は結構ゆとりがあったんです。
1日撮影があって2日間空いたりとか。最初の方はそれぞれのストーリーが5つくらいあったので、基本的に撮影もバラバラだったこともありますが。
だから順番に撮影していくので、結構休みもありましたが、後半になるにつれてみんなで撮影する機会が多かったので、毎日ではありませんが結構詰まっていたなあという感じがしました。
――では、作品にちなんで、もし何か能力がもらえるとしたら何が欲しい?
私自身がもらえるなら…空を飛びたいです(笑)。鳥のように飛んでみたいですねえ。皆さんも飛びたくないですか?(笑) でも、それも3日間でいいかなあ。ずっとあったらあったでいいんでしょうけど、結構寒いでしょうから。
――寒いにちなんで、ことしの冬に何かやりたいことはありますか?
日本でお正月を過ごしたかったのですが、年末には帰ってしまうので、L.Aのおせちを見つけようかなと思っています。自分で作るのではなく(笑)。
――ちなみに毎年アメリカで過ごされているんですか?
そうですね、最近はいつもアメリカで過ごしています。知り合いの方がすごく豪華なおせちを作られて、いろんな人がそこに集まるのが年始の恒例行事になっているので、ことしもそこに行こうかなぁと思っています。
――では、最後に本作の見どころを教えてください。
過去のオリジナル版を見ていない方でも一から楽しめるストーリーになっていると思うので、ぜひ見ていただきたいですし、私が演じる刀ガールにも注目してほしいです!
毎週火曜Huluにて独占配信
【HP】heroesreborn.jp/