渡瀬、井ノ原ら「9係」がリアル刑事の裏話に興味津々
毎週水曜夜9時から放送中の「警視庁捜査一課9係」(テレビ朝日系)。同番組にレギュラー出演する“9係”メンバーが警察監修に疑問をぶつける「9係特別講習会」が5月22日に都内で開催され、渡瀬恒彦、井ノ原快彦、羽田美智子、吹越満、田口浩正、津田寛治、原沙知絵が出席した。
これは渡瀬、井ノ原らキャストが刑事ドラマをやっていて「刑事の実際ってどうなの?」と素朴に思う疑問を、元プロ刑事の警察監修に質問し、解決するというもの。
今回疑問に答えたのは、鑑識課現場主任、機動捜査隊隊長、科捜研所長、渋谷署長など数々の重要ポストを務めた倉科孝靖氏。同氏は警察監修、警察考案として今回の「9係」をはじめ、「ヒガンバナ~警視庁捜査七課~」('16年、日本テレビ系)や「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」('15年、フジテレビ系)など多くの作品に携わってきた。
講習会ではキャストからさまざまな質問が寄せられた。羽田からは「実際の女性刑事のファッション」について、「ドラマで私はイヤリングやネックレスを着けていますが、これはリアルではないですか?」という疑問が。
これに倉科氏は「女性も男性も目立つ服装は駄目。許されている装飾品は結婚指輪のみ」と回答。それを聞いた羽田は「唯一していないのが結婚指輪なんです…(笑)」とおどけ、笑いを誘った。
他にもお金の話題で、倉科氏は「『9係』に勤めるような人の給料は極めて低いです」と意外な事実を明かし、吹越に「具体的には…? 後でこっそりでもいいんで(笑)」と食いつかれる場面も。
また、吹越は「事件発生時、勤務時間はどうなっているのか」と質問。倉科氏は「原則は8時間。それを超えたら残業になります」と答え、渡瀬は今回の講習会で最も驚いた知識としてそれを挙げた。
普段はなかなか聞くことのできない“刑事の真実”に興味津々のキャスト陣。講習会後も倉科氏を取り囲んで質問し続けるなど、「9係」のさらなるパワーアップへ向け、有意義な一日となったようだ。
毎週水曜夜9:00-9:54
テレビ朝日系で放送