松嶋菜々子、子役に小さな花束を渡されてメロメロに!
7月21日(木)にスタートするドラマ「営業部長 吉良奈津子」(毎週木曜夜10:00-10:54※初回は10:00-11:09、フジテレビ系)の完成披露試写会が行われ、松嶋菜々子、松田龍平、DAIGO、伊藤歩、板尾創路、石丸幹二、原田泰造が登壇した。
本作は、かつて広告代理店のクリエーティブディレクターとして活躍した奈津子(松嶋)が、育児休暇を経て3年ぶりに職場復帰するも、業績不振の営業開発部に配属させられ、仕事と家庭を両立させるために奮闘する姿を描く。井上由美子が脚本を担当している。
松嶋は演じる奈津子について「等身大の吉良奈津子を一生懸命演じていきたい。家庭と仕事の切り替えがうまく画面に出るといいかな」と語った。
また、松田は松嶋について「すごくしっかりした雰囲気の方だなと思って、僕があまりにもしっかりしていない人間なので、まぶしいというか、しっかりしなきゃと思って、プレッシャーがすごいです(笑)」と、初共演の印象を明かした。
奈津子の部下・一条を演じるDAIGOは「どうも、“俳優の”DAIGOです」と自己紹介。「フジテレビの連ドラに初めて出演させていただくことになりまして、真面目な役なので、ウィッシュポーズは割愛させていただきます」と役者モードであいさつした。
撮影現場でのエピソードの話になると、松嶋は「原田さんとの出会いのシーンは撮影初日でもあったので、緊張しながら入りました。お姫様抱っこをしてもらって、この年でやってもらえるなんて思わなかったのでびっくりしました」と話すと、原田は「(お姫様抱っこは)現場で監督に言われたんですよね。奈津子さんが『結構です!』と言ったんですけど、僕が『やらせてください!』って言いました(笑)」と明かし、和やかな撮影現場の雰囲気が伝わってきた。
一方、DAIGOは自身のリリースした「K S K」のCDを渡した際のエピソードを披露。DAIGOは「松田さんにまず言われたのが、『え? 曲出したんですか?』って…。僕の本業がミュージシャンということすら松田さんは知らなくて」と、ショックだったことを明かした。
さらに「『K S K』の略は“結婚してください”なんですけど、松田さんが『もしかしたらこれは“この俺と生涯暮らしてくれませんか”の略ですか?』って俺よりも高度な“DAI語”を使って、ミュージシャンとしてもっと頑張りたいなと思いました(笑)」と話し、会場の笑いを誘った。
そして、イベント中に松嶋の息子役の高橋幸之助くんが小さな花束を持って登場、花束を手渡された松嶋は満面の笑みで「(撮影現場で)何回も『奈津子さん好き~』って言ってくれてたまらないです。小さい恋人のように癒やされてます」とメロメロな様子だった。
さらに、イベント終盤ではドラマの舞台「広告代理店」にかけて、自分の役にキャッチコピーを付けるというむちゃぶりが。松嶋は「吉良奈津子、42歳、既婚一児あり、家庭も仕事も全力投球。私は負けるのが嫌いなんです」と、きれいにまとめた。
一方、石丸が「塩キャラメルで、奈津子をなめ尽くす…」と発表すると、会場からは笑いが。「危険ですね! 絡めとるにしましょうか! 演じる斎藤という役はアメとムチを使い分けているという意味だったんですけど、誤解を生みました!」と笑わせた。
最後に松嶋は「会社や夫婦間のことや子育てのこと、そして自分の負けず嫌いという性格とも戦いながらいろんなことを一生懸命頑張る、とても現実的なお話ではあるんですけど、山下達郎さんの爽やかな音楽に乗せて、この夏軽やかなストーリーにしたいと思っています。幅広い層の方に見ていただけると思いますので、ぜひご覧になってください」と視聴者にメッセージを送った。
7月21日(木)スタート
毎週木曜夜10:00-10:54
フジテレビ系で放送
※初回は夜10:00-11:09