大森南朋が松ケン主演の時代劇でせりふ減量を懇願!?
松山ケンイチ、早乙女太一が出演する連続ドラマW「ふたがしら2」(9月17日(土)スタート、WOWOWプライム)のオールキャストが発表され、大森南朋が出演することが分かった。
本ドラマはオノ・ナツメの同名漫画を原作に、同局で'15年にドラマ化した新感覚エンターテインメント時代劇の続編。明るく豪快な弁蔵(松山)と、頭脳明晰(めいせき)でクールな宗次(早乙女)の2人を中心に盗賊一味の活躍を描く。“脅さず殺さず、汚え金を根こそぎいただく”をモットーに、盗賊が巧妙な駆け引きとだまし合いを展開していく。
シーズン1のラストでは、自分たちの盗賊一味「壱師」を築いた弁蔵と宗次。シーズン2では、「壱師」の頭首となった2人の、江戸の頂点を目指す新しい戦いが描かれる。
大森は畷安房守蔵人(なわてあわのかみくらんど)/蔵蔵(くらぞう)という二つの名前を持った重要なキャラクターを演じる。火付盗賊改方長官でありながら、昼間は町人姿となって蔵蔵と名乗り賭場に現れる。そこで弁蔵と出会い意気投合するが、実は蔵蔵は甚三郎(成宮寛貴)ともつながりがあり…という物語を動かしていく役どころだ。
出演が決まった大森は「前作はロードムービーのようで、楽しみながら拝見しました。今回も楽しみにしておりましたが、物語の展開が激しいのが多いので、台本を読ませていただいた時、せりふの分量に度肝を抜かれました。監督と衣装合わせの時に、『せりふは少し減りますか?』と聞いてみました(笑)」とコメント。
二面性を持った役に挑戦したことについて「台本を読んで覚え始めたりしていた頃はどのように演じようかと思っていました。いろいろと試してみましたが極端に何かを変えようとか、そこまで作りこむことはしませんでした。遊び人の蔵蔵の時は笑顔を出したり、弁蔵とつるんでいる時は、本当に素直に楽しんでいる風に出せればいいかなと思い演じました」と振り返った。
大森は視聴者へ向けて「現場でここまでの量の血のりと格闘したことは、今回が初めてでした。もちろん血のりの経験はあるのですが、ここまで噴き出すのは、近年まれにみる量だと思います。自分はいちドラマファン、映画ファンとして、どうなっているのか見てみたいです。これからご覧になる方も、血のりの噴き出すシーンは必見です!」と見どころを語った。
キャストは他に、壱師の仲間・芳役に渋川清彦、前作に続き叶屋喜兵衛役の田口浩正とお銀役の芦名星が出演。吉原の遊女役に吉倉あおい、火付盗賊改方の一員・監物弥九郎役に山田純大、お銀と恋仲になる政吉役に北村有起哉が登場。さらには、前作に続き鉄治郎役の橋本じゅん、畷安房守蔵人の上役の稲葉備前守役に矢島健一、御隠居役の品川徹など実力派キャストが顔をそろえる。
9月17日(土)スタート(全5話)
毎週土曜夜10:00よりWOWOWプライムにて放送
※第1話は無料放送
【HP】www.wowow.co.jp/dramaw/futagashira2/
原作=オノ・ナツメ「ふたがしら」(小学館 IKKI COMIX刊)
監督=入江悠、吉田亮
脚本=中島かずき(劇団☆新感線)
音楽=SOIL&“PIMP”SESSIONS
出演=松山ケンイチ、早乙女太一、成宮寛貴、菜々緒、田口浩正、芦名星、渋川清彦、吉倉あおい、山田純大、北村有起哉、橋本じゅん、矢島健一、品川徹、大森南朋