アンジュルム・タケちゃん、新曲リリースなのに緊急事態宣言。センターの3人しか撮られてない!
ハロー!プロジェクトのアンジュルムが6月22日、東京・池袋のサンシャイン噴水広場でニューシングル「愛さえあればなんにもいらない/ナミダイロノケツイ/魔女っ子メグちゃん」のリリースイベントを行った。
アンジュルムは現在、和田彩花、勝田里奈、中西香菜、竹内朱莉、佐々木莉佳子、室田瑞希、上國料萌衣、笠原桃奈の8人で活動中。イベントのミニライブではCD収録の新曲3曲に加え、今やライブのキラーチューンに育った「次々続々」と、2ndベストアルバムのボーナストラックだった隠れた名曲「カクゴして」を披露。これには集まったファンからも思わず「おお!」と声が巻き起こった。
新曲の「愛さえあればなんにもいらない」について、室田は「格好良くて、アンジュルム史上1番ダンスの振り付けが難しい曲。サビの細かい振り付けにも注目してほしいです」と。しっとりしたバラードの「ナミダイロノケツイ」については中西が、「ジャズ&コンテンポラリーダンスに挑戦していて、バレエチックなしなやかに踊っている曲です。私たちのエレガントさを見てください」と、ダンスと一体になったそれぞれの曲のポイントを紹介。
「ナミダイロノケツイ」は3人がボーカル、5人がダンスというポジション分けがされている曲でもあり、これに危機を覚えた竹内が緊急事態を宣言。「踊りながらチラチラ見てたけど、カメラの方が前の3人しか撮っていない! このままじゃ私記事に載らない!!」と、報道陣に猛アピールして笑いを誘う一幕もあった。
最後の「魔女っ子メグちゃん」は、70年代の同名魔女っ子アニメの主題歌のカバー。今も知られるこの名曲を、可愛らしさを残しつつリズミカラルで攻撃的なアンジュルムらしい編曲に。パフォーマンスのポイントに「可愛らしい笑顔と表情」を挙げた最年少13歳の笠原は、それこそはにかんだ可愛い笑顔をファンに見せてくれた。
オリコンデイリーは2位の好発進だが、まだ1位を獲ったことがないアンジュルム。竹内が「いつも2位までの王手の状態なので、次こそは!」と意気込むと、笠原も「卓球の張本(智和)選手もいるし、最近私と同年代の人の活躍がすごいんです。私も世界中に名を轟かせたい」と、日本を通り越したビッグな目標を打ち立てた。
そんな笠原は、加入してからもうすぐ1年。「1番しっかり者。私が遊んで鼻から水を飲んだりしていると、ちゃんとしようねって注意してくれたりして、ホント入って来てくれてよかったなって思います」(中西)と褒められ、思わず照れ笑い。20歳を注意する13歳というチームワークが面白いアンジュルムだが、もしかしたらここにカントリーガールズから誰かが移籍してくる可能性も出てきている。これについてリーダーの和田は、「3人まとめてどうぞ、というくらいの気持ちで歓迎してます」と、むしろ新加入を楽しみにしているようだった。
この噴水広場は過去、℃-uteの初武道館、初海外公演がサプライズ発表された場であり、メンバーは今日、自分たちがずっとアピールしてきた初海外公演のサプライズがあるかもと、そわそわしていたという。結果、何にもなかったことに「せっかくみんなパスポート取ったのに!」「事務所が思わせぶりなこと言うし!」と口々に不満をこぼし、最後は竹内が「今年こそ海外行くぞー!!」と宣言。
イベントの最後は、記者に指名された佐々木が何を思ったか、バレエのターンから「アンジュルム、最高」とセクシーに謎の締めくくりを見せたが、すべったままでは締まらないということで、和田が「ニューシングル、ぜひ聴いてください」と締めめくった。