「重要参考人探偵」玉森裕太が着こなす70年代ファッションを西岡徳馬が解説&写真を公開!
11月10日(金)に第4話が放送される玉森裕太主演ドラマ「重要参考人探偵」(毎週金曜夜11:15-0:15※一部地域では放送時間が異なる、テレビ朝日系)。玉森らが1970年代を彷彿とさせる衣装で登場することにちなみ、実際に当時そのファッションを楽しんでいた西岡徳馬が当時の貴重な写真を公開した。
記者会見で、ロンドンブーツとベルボトムパンツの衣装を着用した玉森を見た西岡は、「すごく懐かしかった」と言っていたが、あらためて聞いてみると「すごく懐かしかったね。当時日本ではジョーン・バエズとか、ボブ・ディランとかが流行ってね。反戦ムードみたいなものがアメリカにあった時代。どれだけ砲弾が飛び交ったら戦争は終わるんだろうっていう、ボブ・ディランの有名な『風に吹かれて』とか、ピート・シーガーの『花はどこへいった』とかね。そういうものが流行った時代に、パンタロンっていう裾の広がったズボンが流行りましたよ。ちょうど、1964年の東京オリンピックの頃だったかな。学生服なんかも、裾はビロンビロンにするのが流行ってね」と当時について教えてくれた。
さらに、「親父が『どうしてこれが流行っているかお前たち知っているか』と聞いてきたんだけど、知らないと答えたら、『あれはね、水兵さんのズボンなんだよ。水兵さんが海に落ちた時のために、靴を履いていても脱ぎやすくなっているんだよ』と教えてくれたのを、今でも覚えています。親父がそのとき『昔、戦争前に俺たちの時代でも流行ったんだよ』と言っていたんです。時代は繰り返されるし、ファッションっていうのも繰り返しになるからね。そんなこともあって、『ああ、昔こういうの学生の時に着ていたなあ』なんて懐かしい気持ちで玉森くんの衣裳を見てましたよ」と、撮影を振り返る。
当時の西岡のファッションについては、「俺はロンドンブーツは履いていなかったけどね(笑)。パンタロンを履いてブーツを隠すファッションはあって、それを思い出して、懐かしいなあって玉森くんに言ったんですよ。玉森くんは生まれる前の話だし、『そうなんですか』って言っていたけど。なんでこんな靴があったんだろうって彼は思ったんじゃないの?(笑)
それに、ロンドンブーツって男が履くハイヒールみたいな恰好の靴だからね、玉森くんが履いたら、背がすごい高くなっちゃって、面白くなっちゃった」と笑顔で明かす。
最後に、西岡にとってのファッションを聞いてみると、「昔、俺の時代はおしゃれする人は少なかったんだよね。日本人の男はファッションに全然興味を示さない時代だったし。でも、俺の親父がすごくおしゃれだったのね。親父は『俺よりおしゃれなやつはいない』って、ファッションにすごくうるさかったんですよ」と語り、「今は情報がたくさんあって、若い男の人たちはみんなおしゃれだよね。いっぱい情報がある時代だから、一番自分に似合うものはどれなのかっていうのを選んでいくことが大事なんじゃないかな」とアドバイスを送った。