東山紀之が生田斗真主演作のスピンオフで謎の覆面男に
WOWOWプライムでは6月7日(日)より連続ドラマW「予告犯 -THE PAIN-」が放送される。
本ドラマは6月6日(土)より生田斗真主演で公開される映画「予告犯」のスピンオフで、主演は東山紀之が務める。
筒井哲也の漫画を原作とする「予告犯」は、新聞紙の頭巾をかぶる謎の集団が、動画サイト上で疑似裁判を行ない、司法の闇を掘り下げ、闇に葬られかけていた真実を暴くクライムサスペンス。
スピンオフドラマでは、映画版の約1年後を、原作者である筒井氏の監修によるオリジナルストーリーで描く。
ネットユーザーを巻き込んだ劇場型“裁判”を開き、被告人たちに次々と制裁を加えていく新生“シンブンシ”。一連の動画投稿は狂騒を駆り立てるだけのように思われたが、そこにはある真実が隠されていた…。
シンブンシのリーダーで謎の覆面男・佐久間を演じるのは、WOWOWドラマ初出演の東山紀之。
「必殺仕事人」シリーズ('07年~テレビ朝日系)や「大岡越前」シリーズ('13年、'14年 NHK BSプレミアム)といった清廉潔白な“裁き人”から一変、これまでに見たことのない冷徹かつ狂気なキャラクターで世の中に裁きを下す役どころ。
また、シンブンシのメンバーを桐谷健太、市川実日子、橋本さとしが演じる。
さらに、彼らを追う警視庁サイバー犯罪対策課の刑事役・絵里香は、映画版と同じく戸田恵梨香が続投する。
スタッフは、シリーズ構成は「白ゆき姫殺人事件」('14年)、「ゴールデンスランバー」('10年)など、人気邦画を手掛ける中村義洋監督が映画版に引き続き担当し、WOWOWドラマを初演出する。
【「予告犯 -THE PAIN-」ストーリー】
痴漢で逮捕されたウェブライターの水谷健(桐谷健太)は裁判で無実を主張したが、有罪判決を下される。
水谷は紹介された痴漢冤罪被害者の会に足を運び、素性の知れぬ男・佐久間英司(東山紀之)と出会う。
佐久間は「より開かれた裁判」を提唱し、自身が率いる覆面集団・シンブンシのメンバー、沖菜啓子(市川実日子)、田淵勇蔵(橋本さとし)と共に動画サイト上で身の潔白をあらためて世に訴えることを提案する。
かくして「公開裁判」と称した疑似裁判の予告動画が投稿され、水谷の“裁判”が開廷するが、この公開裁判を取り仕切る佐久間の真の正体はなんと現職の裁判官だった。
その後も度重なる公開裁判を目の当たりにし、警視庁サイバー犯罪対策課・吉野絵里香(戸田恵梨香)率いる捜査チームが、シンブンシの身元割り出しを始める。
そのうち“被告人”としてシンブンシのターゲットにされる人物たちに、ある共通項が浮かび上がる。
6月7日(日)スタート
夜10:00-11:00
WOWOWプライムにて放送
シリーズ構成=中村義洋
演出=中村義洋、平林克理、佐和田惠
脚本=林民夫、田中洋史
原作=筒井哲也「予告犯」(集英社)
音楽=大間々昂
出演=東山紀之、戸田恵梨香、桐谷健太、市川実日子、橋本さとし、光石研、大西信満、池田成志、三浦誠己、村井國夫 ほか