金澤克彦(かなざわかつひこ)
金澤克彦のプロフィール
- 誕生日
- 1961年12月13日
- 星座
- いて座
- 出身地
- 北海道帯広市
主な出演最新作
金澤克彦のSNS
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1・4の主役は海野…炎上!?
新日本プロレス・オフィシャルスマホ(web)サイトの不定期連載、『号外!‟GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』が16日…
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11・24イベントで全て語ります
『‟プロレスBARカウント2.99旗揚げ14周年記念”金沢克彦ガチンコトーク2024』開催までカウントダウン。 14年…
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読売新聞オンラインでも書評
昨日(11月7日)、読売新聞オンラインのほうにも『My Dream』ジュリア自叙伝の書評が掲載された。 見出しは、こう…
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週刊新潮にもジュリア自伝書評
10月31日(木)発売の週刊新潮にジュリア本『My Dream』ジュリア自叙伝の書評が2分の1ページを割いて掲載された…
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三上大樹アナウンサーを偲ぶ。
10月5日、テレビ朝日の三上大樹アナウンサーが逝去した。享年38。 あまりにも突然。あまりにも若すぎる。 …
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11・24大阪ガチンコトーク開催
あっという間に、今年もこんな季節がやって来た。 「ヒリヒリした9月を過ごしたい」 そんな大谷翔平の夢が叶って、もうヒリ…
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新日本プロレス・オフィシャルスマホ(web)サイトの不定期連載、『号外!‟GK”金沢克彦の新日本プロレス通信』が16日に更新された。 第112回のテーマは、11・4エディオンアリーナ大阪大会の総括。 ■写真提供/新日本プロレス AEW副社長であるケニー・オメガによる1・5ドーム復帰宣言と、『SUPER Jr. TAG LEAGUE 2024』優勝決定戦、IWGPジュニアヘビー級選手権、IWGP GLOBALヘビー級選手権、IWGP世界ヘビー級選手権の4試合を総括している。 そのなかで、もっとも大きなテーマとして記したのは、メイン終了後、王者ザック・セイバーJr.に海野翔太が次期挑戦をアピール、さらにAEWのリコシェが突如乱入しザックとの対戦を迫ったパフォ―マンス。当然、リング上はカオス状態となった。 ■写真提供/新日本プロレス 結果的に、新日本プロレスは来年のドーム2連戦のカードを決定。1・4東京ドーム=ザックvs海野によるIWGP世界ヘビー級選手権。1・5東京ドーム=ザックvsリコシェのスペシャルシングルマッチ。 そこで何よりもクローズアップされ、新日本ファンの間で喧々諤々の論争を呼んでいるのが、今年とくに実績を残していない海野の挑戦が決定したこと。 エディオンアリーナ大阪の会場でも、海野が花道ステージに姿を現すとブーイング。さらには、「帰れ」コールまで飛び交った。 マイクを持って挑戦アピールをすれば、またブーイング。リコシェの襲撃を受けたザックにデスライダーを見舞えば、またまた大ブーイングを浴びた。 いまや、もっともブーイングを浴びる男として、新日本マットのナチュラルヒールと化している海野。 その現象に関して、私なりの見解を記してみた。 時代をさかのぼれば、中邑真輔、棚橋弘続きをみる
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『‟プロレスBARカウント2.99旗揚げ14周年記念”金沢克彦ガチンコトーク2024』開催までカウントダウン。 14年連続14回目の開催となるワタクシ金沢のトークイベントが、11月24日(日)、17時から大阪ミナミのカウント2.99で行なわれる。 ◆昨年の11・26ガチンコトークの集合写真。チケット完売、札止めに感謝! 今回は、最後のパブリシティの意味合いも込めて、トークのテーマと内容を記してみたいと思う。 「ガチンコトーク」というタイトルに恥じないように、今回も忖度なし、気兼ねなし、本音でしゃべり倒すつもり。 1.変わりゆく新日本①オカダのAEW移籍から考える世界のプロレス事情。3年20億円の大型契約に海外流出を止められなかった新日本、はたして今後もAEWへ移籍する選手は出てくるのか?②内藤を中心としてきたIWGP戦線の激変1.4東京ドームをハポンの大合唱締めでスタートした内藤政権だが、モクスリーに敗れベルト海外流出、奪還後にG1覇者ザックに敗退。コンディションの不安が囁かれる内藤に陰りが見えてきた中で外国人天下となりつつあるIWGP世界ヘビー王座の行方と展望は?③棚橋引退発表から新世代へのバトンタッチ2026.1.4東京ドームでの引退を表明した棚橋、絶対的エースの後継者は誰か?大ブーイングを浴び、SNSでもたたかれる海野翔太の1・4メイン出場の是非。欠場中の上村か? 実績を残した辻か? あるいは大岩の急台頭は?『G1』開催中にグッズ売上げ№1を記録したKONOSUKE TAKESHITAの今後は?④2025年イッテンヨン、イッテンゴの展望。発表済みカード以外のサプライズ参戦はあるのか?オカダ、モクスリー、ジェイ・ホワイトは出場不可能なのか? 2.NOAH①清宮一強の2024年ジェイクからGHC王座奪還後、盤石の防衛ロード、Nー1優勝も果たした清宮。9・1大会を解説した小川良成から痛烈なダメ出しもあったが、清宮一強でいいのか?清宮の本当のライバルとなりえる人材は出てくるのか?②WWEとの提携の気になる中身AJスタイルズ参戦、NXT勢が参戦したNー1、稲村のNXT参戦など、WWEとの関係を紐解く。シンスケ・ナカムラ(中邑)1・1元日参戦に伴うイッテンイチの展望。 3.全日本、その他の団体皆さんの質問にお答えします。 4.スターダム①大量離脱とリカバリー1月、ロッシー小川EP電撃解雇はなぜ起こったのか?3月末でのスターダム所属5選手退団の真相とは?それに伴うブシロードの動きとリカバリーの内容とは?②岡田社長新体制の開国路線豊富な人材を擁しながら仙女、WAVE、アイスリボンなど、他団体との開国に踏み切った岡田社長の思惑とは? 5.マリーゴールド①明るい?苦難?の旗揚げスターダム5選手に、アクトレスガールズの選手が合流。ロッシー小川氏の「引き抜き」問題の真実とは?ジュリア大怪我の旗揚げ戦から両国のイヨ・スカイ登場までを考察。②ジュリア退団後のマリーゴールドポストジュリアは誰なのか? 2025年のキーパーソンは?1・3大田区総合体育館大会にWWEからの参戦はあるのか? 6.WWE(イヨ、カイリ、ジュリア)ジュリアのNXT登場、ジュリアはどこまで上り詰めるのか?ジュリアのWWE参戦を他の女子スーパースターはどう見ているのか? 7.TAKAYAMANIA関係者、ファン絶賛の9・3『TAKAYAMANIA』にモノ申す。 8.『極悪女王』と『My Dream』ジュリア自叙伝①ネットフリックス『極悪女王』はどこまでフィクションで、どこがノンフィクションなのか?②ジュリア自叙伝制作の一部始終を明かす。なぜ、『My Dream』はプロレス業界からスルーされ、その一方でメジャーな一般メディアから絶賛されるのか? 9.プロレス大賞2024①東京スポーツ・プロレス大賞の予想。②GK金沢克彦選定の男女別『ときめきプロレス大賞2024』事前発表。③男女別プロレス大賞の絶対的な必要性を解説。 10.質疑応答時間の許すかぎり、どんな質問に続きをみる
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昨日(11月7日)、読売新聞オンラインのほうにも『My Dream』ジュリア自叙伝の書評が掲載された。 見出しは、こう打たれている。 熱くて悔しい女子プロレスバトル…昭和の「極悪女王」と令和の女王ジュリアの悪夢と葛藤 1980年代の女子プロレスブームを描いたネットフリックスの話題作『極悪女王』とジュリア自叙伝を対比しつつ、時代を超えて女子プロレス界に共通するドラマを論評している。 評者は、読売新聞編集委員の祐成秀樹(すけなり・ひでき)氏。 祐成編集委員は、ジュリアの文才とエピソード選択の巧みさや、人物描写の上手さ、女子プロの特質を言い当てた一文などを絶賛している。 そして、描く時代は違っても女子プロレスラーの波乱万丈と熱い魂をつづっていることに共通点を感じると。 ◆プロレスラーを目指しキャバクラで働いていた頃のジュリア(写真・本人提供) こういった論評を読むにつけ、ことし世間に向けて女子プロレスの魅力とグレーな部分に関する問題提起を行ない、業界にも一石を投じた作品は『極悪女王』とジュリア自叙伝『My Dream』だよなあ。あらためて、そう感じるのだ。 無論、『極悪女王』に関しては作品じたいにフィクションという但し書きが付いている。ただ続きをみる
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10月31日(木)発売の週刊新潮にジュリア本『My Dream』ジュリア自叙伝の書評が2分の1ページを割いて掲載された。 評者はライターにしてプロインタビュアーにして書評家にして、女子プロレス大好き人間でもある、私と旧知の吉田豪氏。 見出しは……『高円寺のキャバクラ嬢が女子プロレスのスター〈美しき狂気〉になるまで』……と、まんまなのであーる。 まあ、そのストレートさが豪さんらしくもあるのだ(笑)。 本文から引用するカタチで解説を入れていくのが彼のスタイルだが、まずジュリアがプロレスファンであるキャバクラの常連客に誘われプロレス観戦に出向き、徐々にプロレスにハマっていく。 さらに、「私ってどんな仕事に向いていると思いますか?」と尋ねたところ、「キミはプロレスラーに向いていると思う」と予期せぬ回答をもらう。 そこから、実際にプロレス業界へと飛び込んでいく。紆余曲折、波乱万丈のプロレス人生を歩むなか、世界最高峰の団体であるWWEにたどり着く――。 そして、豪さんの結論、締めはこうなる。 「キャバクラの同伴客、見る目ありすぎ!」 やっぱり、豪さんらしい。たしかに、そこがこの自叙伝のキモでもあるからだ。 なぜなら、その偶然の出会いがなければ、プロレスラー・ジュリアはこの世に存在しなかったのだから。 それにしても、読売新聞(夕刊)、週刊文春につづいて、週刊新潮でも書評が掲載された『My Dream』ジュリア自叙伝。 プロレスラーによる自叙伝がこういう大手一般紙(誌)で次々と取り上げられるのは初めてのことだろう。 「プロレスファンより、むしろ一般の人に読んでもらいたいんです」 昨年11月末、初めてジュリアから出版に関する相談を受けたとき、彼女は私に自叙伝の趣旨、モチベーションを熱くそう語った。 ジュリア自身もそれを意識して原稿を書き進めていったし、私も一般の人に理解できる内容を重視してアドバイスを送ってきた。 結果として、ジュリア本は充分に世間へ届く内容に仕上がった。それが、こういうカタチで証明されたと思うのだ。 そこを考えると、反対にプロレス業界内ではそれほど話題にもなっていないし、プロレスマスコミからの反響、あるいは評価などほとんど見た記憶がない。 だから、けっこうガッカリした部分もある。試合そのものや自分たちのメディアによるインタビュー記事以外は他人事。プロレス村からするとそういうことになるのだろう。 やはり狭い世界だなあ。これでは、村から脱却できるわけもないだろう。そういう思いが湧いてくるのだ。 ひとりのトップ女子レスラーが自分の生い立ちを赤裸々に綴った。プロレス界の問題点、課題となる事項を遠慮なく指摘した。しかも、ブックライター(ゴーストライター)なしで、自分自身の手によってすべての原稿を書いている。 これって、そうとうな快挙だと思うのだ。それでも業界マスコミ的には無関係だとスルーしてしまう。私にはそうとしか映らないのである。 できるだけ一般の人にも読んでもらいたい――。まあ、そういうジュリアや私の思いはなんとか届いたのかも?世間一般を代表するような大手マスコミ紙(誌)が扱ってくれたのだから、とりあえずよしとしておこう。 さて、もちろんジュリアはWWE(NXT)で次なるステージへ挑戦中だ。8月23日に本が発売されてから、すでに2ヵ月以上も経過している。 版元(出版社)探しから始まって7カ月以上も自叙伝の制作に関わってきた私からしても、もう随分と昔の出来事に感じてしまう。 ただ、せっかく『My Dream』の書評が掲載されたこともあるので、このタイミングでいままで一度も明かしていない裏話を書いてみたい。 それは、表紙制作に関するエピソード。 自叙伝の本文に関してはマリーゴールド旗揚げ戦、あとがきをふくめた後送分を6月15日前後にすべて入稿している。 それ以前に、表紙撮影&表紙制作の必要に迫られていた。撮影リミットは、5月いっぱい。5月に入ってから、ホーム社担当のWさんと私で表紙のイメージを考えいろいろなアイディアを出し合ってきた。 1月当初からジュリアも交えてのミーティングのとき、試合コスチュームはナシということですでに合意していた。 Wさんが早い時期から提案して続きをみる
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10月5日、テレビ朝日の三上大樹アナウンサーが逝去した。享年38。 あまりにも突然。あまりにも若すぎる。 ●2015年1月、『ファンタスカマニア』後楽園ホール大会にて。 訃報を聞いたのは7日午後だった。新日本プロレス中継に携わっている旧知のテレビ朝日スタッフからの電話。 「金沢さん、じつはお知らせしたいことがありまして……」 もう、この瞬間に心臓がバクバクするのを感じた。 3年前の8月にも、新日本プロレス中継担当者から同じような電話を受けたことがあるからだ。長年にわたり新日本プロレス中継のディレクター(アドバイザー)を務めていたフリーの海谷善之さんが新型コロナウィルスに感染し死去したとの報告。 あのときと、まったく同じような語り口であったから。 「2日前にアナウンサーの三上が亡くなりまして……」 驚きを通り越して呆然。同時に、釈然としない怒りが湧いてきた。 よりによって……そりゃないだろ!まだまだ若いじゃないか!それに、つい最近までテレビで彼の声を聞いていたぞ。 翌8日に、テレビ朝日から正式に訃報が伝えられた。死因は病死。遺族の方々の思いを汲んでそれだけに止めている。 最後の仕事は9月13日、『報道ステーション』のスポーツニュースのナレーションだった。 今回、この訃報に際してなにか書いていいものかどうか、当然逡巡があったし、私なりにかなり考えてきた。 テレビ朝日でも、三上アナウンサー死去に関してニュース等ではいっさい伝えることがなかった。 『ワールドプロレスリング』中継でもそれはなかったし、新日本プロレスの会場でも10カウントゴングなどの追悼セレモニーなどを行なうことはなかった。 すべては、遺族の思いを汲んでのものなのだろう。 直接関わりの深いテレ朝関係者は多くを語ることを自重している。だから、三上アナへの思いを胸にしまい込んで偲ぶことしかできない。 ただ、私の立場ならそれを書いても許されるような気がした。 新日本プロレス中継に約18年半レギュラー解説者として関わったOBとして、三上アナとも10年半にわたり何十回と放送席で一緒に仕事をしてきた仲間として、彼との思い出、その人となりに関して書くことは悪いことではないと判断した。 それ以上に強く思ったのは、三上大樹という人物がスポーツアナウンサーとして真っ直ぐに生きてきた証を何らかのカタチで世に残すために記しておきたい。いや、なにか記す義務があるのではないか?ずうっと、それを考えてきたのだ。 三上アナが急な体調不良を訴え病院で検査を受け、そのまま入院したのは9月半ばのことだった。それから数日後に突然、重篤状態に陥ってしまったという。 それ以降の半月余、彼は病気と闘った。もともと高校球児であり、早大時代にも準公式野球部で活躍していたスポーツ青年。 体力もあったし、いつも元気な姿しか見てこなかった。そんな彼でも、病魔に打ち克つことはできなかった。 通夜は10日、葬儀は11日に都内の斎場で営まれた。私は通夜のほうに出向いた。 最後に彼の顔を見て、しっかりとお別れの挨拶をしたい。そういう思いもあって、焼香がはじまる1時間前に斎場に出向いた。 テレ朝『ワールドプロレスリング』実況アナウンサーの皆さん、また遺族の方たちのご厚意で三上アナと対面することができた。 棺でねむっている三上アナはきれいな顔をしていた。入社当時から、端正な顔立ちのイケメンアナと呼ばれていた彼そのまま。 「まっさらだなあ」 合掌しながら、やはりそう思った。三上アナは、先輩から可愛がられ、後輩からは慕われ尊敬されていた。 実直。誠実。真面目。一生懸命。 ありきたりの言葉ながら、それらがすべて当てはまる人物。 ただ、私はそこにもうひとつプラスアルファの印象を抱いていた。 まっさらな男。 新人アナウンサーの時代からそう感じていたし、キャリアを積んでからもその印象が変わることはなかった。 実況に癖がないので聞いていてじつに心地よい。14年以上のキャリアを積んでも、それは変わらない。だからこそ、いまも無限大のノビシロを感じさせてくれる。そういうスポーツ実況アナウンサーは稀だと思う。 まっさらなアナウンサー。 新日本プロレス中継だけではない。 プロ野球中継、2023年『ワールド・ベースボール・クラシック』中継、熱闘甲子園、Get SPORTS、今年のパリ五輪など、三上アナの実況、ナレーションから感じたのはいつもそういう感覚。 冷静で的確な語り口をベースとして、ここ一番では熱い気持ちを爆発させる。 そのメリハリと熱量の使い分けが見事だった。 さかのぼると2009年・テレビ朝日入社の三上アナウンサーは周囲からみると、いわゆるエリート新人だった。 彼のお父さんは、今年6月までTSP(東京サウンドプロダクション)の代表取締役社長を務めていた三上信一さん(現・取締役相談役)である。 TSPはテレビ朝日の子会社として番組制作全般に関わる大手プロダクション。もちろん、『ワールドプロレスリング』をはじめとして各新日本プロレス中継にもTSPの多くのスタッフが関わっている。 研修期間を経てから三上アナが『ワールドプロレスリング』に正式配属となったのは、2010年6月のこと。 TSPから『ワープロ』中継に参加しているスタッフさんたちからすれば、新人アナウンサーながら社長の息子さんと一緒に仕事をすることになる。 こういうケースは珍しいので、当時は格好のネタになった。 当然ながら新人の三上アナを特別扱いすることはないのだが、先輩アナウンサー陣とTSPスタッフの間では、しばらくその話題でよく盛り上がっていたものだ。 三上アナ本人はそのネタを直接振られると、ひたすら照れて苦笑いするばかり。ある程度覚悟していたであろうが、もう苦笑いするしか他にないだろう。 先輩アナによる愛情あふれるイジリと知りながら、あれだけイジられるとバツが悪かったのかもしれない(笑)。だけど、私には「まっさら」な性格で聞き流していたようにも感じた。 話は通夜の日に戻る。物凄い数の弔問客で斎場はいっぱいになった。プロレスラーでは、蝶野正洋、永田裕志が焼香に訪れていた。その他、スポーツ界から松岡修造さん、北島康介さん、内川聖一さん。 焼香のために並んでいた弔問客の列は100メートル以上にも及んだ。焼香の間際、たまたま私の隣にひときわ長身の人物が立っていた。横から見上げると、元メジャーリーガーの藤波晋太郎投手だった。 焼香前にも焼香を済ませたあとにも、旧知の『ワープロ』アナウンサー陣や、歴代のディレクター、スタッフなどと語り合った。 驚き、悲しみ、思い出……。おそらく皆さん、もうさんざん泣いたのだろう。通夜の席では毅然とした振る舞いで涙を見せることはなかった。 斎場の受付け横に三上アナを偲ぶ展示品を見つけたので、許可をいただいて写真に収めさせてもらった。三上アナの遺影とともに、ユニホームとTシャツ。侍ジャパンのユニホームには野球関係者が署名している。 『ワールドプロレスリング』Tシャツには、〝テレ朝魂”とレジェンドアナウンサーの田畑祐一さんが記し、その周囲に『ワープロ』関係者を中心に多数の寄せ書きメッセージ。 これまでも『ワープロ』スタッフが勇退する際には、寄せ書きTシャツを贈呈するのが恒例行事となっていた。 ただし、こんなにも悲しく辛い寄せ書きをしたためるのは初めてだろう。 焼香がひと段落したころを見計らって、吉野真治アナウンサーがこの額縁を一旦外した。もう一度Tシャツを取り出して広げると、私や元ディレクター、元スタッフなどに声を掛けてくれた。 「金沢さん、戸澤さん、亮太さん……みなさんもメッセージを書いてあげてください!」 吉野アナによる粋な計らいだった。そう、『ワープロ』スタッフの結束は固い。私の場合、2021年の1・4東京ドーム大会をもって卒業しているが、いまだって、彼らとは戦友であり同志であることに変わりはないのだ。 「初MAのこと忘れないよ! GK金沢」 簡潔に、そう書かせてもらった。三上アナは、2010年5~6月に開催された『BEST OF THE SUPER Jr.』で実況デビューしている。 その実況デビュー直後のことだった。都内・六本木のスタジオでワープロの初MAに臨んでいる。そのとき、解説者としてコンビを組んだのが私だった。 MAというのは、あらかじめ編集済みの映像に、あとから実況&解説、ナレーション、音楽、効果音などを入れ完成形にする作業のこと。 2000年代半ばまで新日本プロレス中継はテレ朝の独占放送で、生放送はスカパー!PPV中継で放送されることが多かった。 その後、2004年当時からサムライTVでの生中継が加わるようになってから、『ワールドプロレスリング』本放送用にMAが行なわれるようになった。試合映像にテレ朝アナウンサーと解説者があらためて実況やナレーションを後入れするようになったのだ。 また、2017年からは新日本プロレスワールドでも放送席が設置されて実況&解説入りで生放送される時代となった。 基本的に、毎週土曜深夜の本放送『ワールドプロレスリング』は、テレ朝アナウンサーの実況と決められており、テレ朝2chが生放送するビッグマッチもテレ朝アナの実況に限定されていた。 ただし、放送回数が増え局アナの人続きをみる
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あっという間に、今年もこんな季節がやって来た。 「ヒリヒリした9月を過ごしたい」 そんな大谷翔平の夢が叶って、もうヒリヒリどころかビリッビリに痺れるような9月シーズンを闘いぬいたドジャースは両リーグ30球団を通じ最高勝率を残しナ・リーグ西地区で優勝。 さらに10月のポストシーズンへ突入すると、パドレス、メッツを下してワールドシリーズ進出へ。 東の名門ヤンキースvs西の名門ドジャースのマッチアップとなった。昨日のワールドシリーズ初戦では、延長10回裏にドラマが待ち受けていた。 1点ビハインドの2アウト満塁からフレディ・フリーマンが逆転サヨナラ満塁ホームランを放って劇的勝利。 シビれたねえ!こんなゲームを毎回見せられたら、あと10年持つMLBファン生命が今年で終わってしまうかもしれない(笑)。 ……などと、戯言を言っている暇もなくあと数時間もすれば山本由伸が先発する第2戦がプレイボールとなるのだよ。 由伸が先発のときはあまり打たないというジンクスを持っている大谷だが、ここは援護を頼んだぜ。 いずれにしても10月末になっても大谷翔平の躍動する姿が見られるとは、本当にMLBファン冥利に尽きる。 ……と、興奮のあまり野球談議から入ってしまった。 本題は、ここから! 今年も大阪ミナミのプロレスBAR『カウント2.99』にて、旗揚げ14周年記念トークイベントへの出演が決まったのだ。 『〝プロレスBARカウント2.99旗揚げ14周年記念”金沢克彦ガチンコトーク2024』 日時は、11月24日(日)17:00~20:00(開場16:30)。なんと、14年連続14回目の開催となる。 今年も例年同様に3時間余、全力で突っ走るよー!みなさん、覚悟して(笑)ご来場くださいね。 ●昨年イベントのアフターには蝶野選手も駆けつけてくれた。 以下、トークイベントの概要。 プロレスBARカウント2.99公式 (PRO-WRESTLING BAR COUNT2.99) 【今年も開催!14年連続14回目!】 『"プロレスBARカウント2.99旗揚げ14周年記念"金沢克彦ガチンコトーク2024』 ◇日時:11.24(日)17:00〜20:00(開場16:30) *延長の可能性あり、休憩あり ◇場所:プロレスリングBARカウント2.99(大阪市中央区千日前1-7-7 サンプラザビル3F) ◇参加料金:4000円(税込) (当日参加または当日支払いは4500円(税込)) *ドリンク別途オーダー必要(¥600〜) ◇出演者:金沢克彦さん ◇司会進行:マスターコウジ(カウント2.99) ◇内容:11月25日に旗揚げ14周年を迎えるプロレスBARカウント2.99。元週刊ゴング編集長、プロレス解説でおなじみGKこと金沢克彦さんが旗揚げイベントに14年連続14回目の参戦!オカダ退団、内藤陥落、棚橋引退と大きな転換点となった新日本プロレスをはじめ、マリーゴールド旗揚げ、ジュリアWWE移籍、極悪女王など、2024年のプロレス界をGKはどう見たのか、ここでしか聞けないリアルな話が満載!GKプロデュースとなった"ジュリア自叙伝『My Dream』"の一部始終や、どこよりも早い「GKのときめきプロレス大賞2024(男女別)」の発表も⁉︎ 質問コーナーではプロレスの疑問をGKにぶつけることも可能です。初参加も大歓迎、プロレスファン必聴のイベントです! ◆イベント中の注意事項 ・イベント中の撮影はOKです *動画撮影・音声録音、続きをみる
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金澤克彦のその他出演作
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新日本プロレス1.4東京ドーム! ワールドプロレスリングSP解説
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ワールドプロレスリング解説最長寿のプロレス中継番組。当初は日本プロレスの試合を中継していたが、1973年4月よりアントニオ猪木が旗揚げした新日本プロレスを中継している。選手たちは、IWGP各王座を巡り激闘を展開。毎年1月4日の...