ザ・ノンフィクションの放送内容一覧
東日本大震災により家族や仲間、故郷を失った少年と少女に密着する後編。全校児童の約7割が犠牲になった宮城・大川小学校で奇跡的に助かった只野哲也さんは、現在、警察官になるという目標を失い、大学も中退したと明かす。そして、「このままだと生きているようで生きていないような…」と苦悩を語る。
宮城と福島で家族や仲間、故郷を失った二人の少年と少女が歩んできた10年を二週にわたり公開。全校児童の約7割が津波で犠牲になった宮城・大川小学校で、仲間、母、妹、祖父を失いながら生き残った只野哲也さんは“奇跡の子”としてメディアに取り上げられた。10年の歩みを振り返る旅で初めて明かしてくれた本音に迫る。
声優養成所の研修生であるカナコさんに密着。彼女は30歳になったことを機に会社を辞め、大阪から上京した。東京での生活は失業保険を頼りに友人とルームシェアをしながら夢を追っている。また、同じ研修生のせろ里さんもプロの声優を目指し、鹿児島から上京。夢と現実の間で揺れる二人の女性の姿を追う。
神奈川・横浜にある家具製作会社「秋山木工」に入社した男性たちに密着する後編。彼らは若手職人の日本一を決める技能五輪全国大会へ挑戦することに。だが、23歳以下という年齢制限のため、出場できるのは佐藤くんだけだった。一流の家具職人を目指す若者たちの4年間を追う。
神奈川・横浜にある家具製作会社「秋山木工」に入社した4人の男性に密着。彼らは、携帯電話、恋愛、酒、たばこが禁止の共同生活を送る「でっち制度」を続ける会社に入社した。年齢も境遇も異なる同期の4人が「この世界でやっていけるのか」と悩みながら、一流の家具職人を目指す姿を追う。
53歳のストリッパー・星愛美さんに密着。彼女は10代で落ちこぼれ、社会に反発し、AV女優、ストリッパー、ホステスなどの職業を転々とするうちにがんを患った。7年もの闘病生活を送り、再び働ける体になった時に選んだ仕事がストリッパーの道だった。ファンのためにステージに立ち続けたいという星さんの思いに迫る。
順風満帆な歩みから一転、高校を中退した恭平さんとその家族に密着。恭平さんはプロ野球選手になりたいと高校は他県の強豪校に進学。だが、高校で待っていたのは部内のいじめだった。高校を中退した彼は今、ある野球チームに通っている。再び野球に打ち込み、人生を切り開こうとする彼と家族の姿を追う。
東京・青梅でシフォンケーキを販売する夫婦に密着。彼らは夫の哲さんが引くリヤカーでケーキを販売しており、ルートが決まっていないことから「幻のケーキ屋」と呼ばれ、SNSで話題となった。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響が彼らを襲う。この困難を乗り越えるために動き出す夫婦の思いに迫る。
2019年6月2日の放送で紹介した、無償で子供を預かる廣中邦充さんのその後に迫る。「平成の駆け込み寺」と呼ばれ、さまざまな理由から親元で暮らせなかった子供たちの居場所となっていた廣中さん。悩める子供たちとの心の触れ合いを見つめ続けた、11年間の記録を公開する。
東京・六本木でキャバクラのボーイをする、ゆうせいさんに密着。その日暮らしを続ける彼は、女性の家に転がり込み、母のクレジットカードを使い込む日々を送る。大学卒業後に就職した大手企業を3日で辞め、定職に就く気もなく、無計画に生きるゆうせいさん。そんな彼の自立を願う母と“ダメ息子”の姿を追う。
自らジムを運営し、格闘家を育てるトレーナーの古川誠一さんに密着。古川さんは家庭や学校で問題を起こした4人の男性と共同生活を行い、彼らの“父親代わり”をしている。そして、彼らを自らの格闘技ジムに通わせ、強い人間に育てている。そんな古川さんと、共に暮らす男性たちが成長していく姿を追う。
拡張型心筋症と闘う二組の夫婦に密着する後編。体内の補助人工心臓を交換する大手術に臨んだクマさんは、容体が悪化し生死をさまよう。一方、移植待機5年目を迎え、いよいよ移植の順番が近づいてきた容子さんだが、あることがきっかけで深く心が傷つき、移植への心構えもままならない状態になってしまう。
拡張型心筋症と闘う二組の夫婦に密着する前編。元料理人のクマさんと、大学生と高校生の子供を持つ容子さんは、同じ病院で、同じ病と闘いながら、共に心臓移植を待つ“戦友”。彼らへの3年間にわたる取材から、心臓移植の待機患者とその家族の、生きることへの渇望と心の揺らぎに迫る。ナレーションは吉田羊。
元ヤクザ、薬物依存などから抜け出し、人生をやり直したい人々を支える遊佐学さんに密着する後編。自身も元ヤクザである遊佐さんは、刑務所から出所したばかりの高野さんを自宅で引き受けることに。覚醒剤の使用を繰り返し、妻や子供にも見放された高野さんにとって、遊佐さんは唯一の希望となる。
元ヤクザ、薬物依存などから抜け出し、人生をやり直したい人々を支える遊佐学さんに密着。遊佐さんは自身も元ヤクザで、覚醒剤で逮捕された前科があった。彼は家族に支えられて新しい人生を歩み始め、今度は自分が誰かの支えになってあげたいと社会復帰を目指すタカシの面倒を見ることにする。
東京・新宿二丁目でショーパブを営むコンチママに密着する後編。2020年6月、新型コロナウイルス感染拡大の影響により営業休止を続けていた店は、3カ月ぶりに営業を再開した。しかし、“夜の街”は世間から敬遠され、客足は伸び悩む。さらに、長年にわたり店を支えるキャストたちが大量に退店を決意する。
東京・新宿二丁目でショーパブを営むコンチママに密着する前編。新型コロナウイルス感染拡大の影響により2カ月半に及ぶ休業となった結果、店の収入は途絶え、月に100万円以上の固定費が重くのしかかり、赤字が膨らみ続ける。また、店を支えてきたキャストたちも収入がなくなり、不安を抱える日々が続く。