ザ・ノンフィクションの放送内容一覧
69歳の女装愛好家・キャンディさんに密着。23歳で結婚し、3人の息子にも恵まれたが、女装趣味を知った妻は家を出ていった。現在、一人暮らしのキャンディさんの元を訪れる息子たちが、当時の父親について語る。また、肺の病を患うキャンディさんが、症状が悪化する中で始めたという“終活”の様子にも迫る。
老舗のすし店に飛び込んだ“お婿さん”と一家に密着。店を閉じることも考えていた3代目に、一人娘の交際相手が婿入りを志願する。包丁すらまともに握ったことがなかった元美容師の彼は、2カ月間、養成学校で基礎を学び、店での修業を開始。しかし、彼は修業早々、店の伝統について大おかみに疑問をぶつける。
余命わずかの父とその息子に密着。首の骨にがんができ、首から下を自力で動かすことができなくなった父・静徳さんは、緩和ケア病棟から自宅に帰る決断をした。彼には、自身が校長を務める小学校の卒業式に出席したいという願いがあった。一方、息子の将大さんは、深い溝を感じながら父の看病を続ける。
東京・秋葉原でも数少ない30代のメイド・もちさんに密着。34歳の彼女は、10年前から同じ店で働き、今や店舗の運営を任されるまでになった。しかし、コロナ禍で客足が途絶え売り上げは激減。彼女は店を守るために試行錯誤するが、頑張れば頑張るほど若手キャストたちの心は離れ、次々と店を去っていってしまう。
芸人になるため、そして男性になるために上京した娘とその両親に密着。27歳の幸世は、芸歴7年の売れないお笑い芸人。「誰も男性として認めてくれないつらい経験を笑いにして伝えたい」とネタを披露しているが、客席から笑いは起きず、焦りが募る。一方、両親は、幸世に対し今も複雑な気持ちを抱えていた。
ネコの殺処分ゼロを目指し保護活動を行う阪田泰志さんに密着。革ジャンがトレードマークの彼は、7年前に一人で活動を始め、1000万円もの借金を抱えながら多くのネコを保護し続けている。そんな彼の元に、捨てられた子ネコの引き取り依頼や、服役中の女性から「飼いネコを預かってほしい」と手紙が届く。
心に深い傷を抱えて生きる娘と里親が始めた「実の母親捜し」の行方に迫る。都内で暮らす“ママ”の美香さん、“ダディ”のトニーさんと6人の子供たちには血のつながりがない。ある日、美香さんは、最年長の23歳ながら、心の傷が原因で独り立ちできないでいるあき子さんに「お母さんを捜そう」と提案する。
茨城・日立にある「塙山キャバレー」のママたちに密着する後編。壮絶な過去を笑い飛ばし、破格の料金で客をもてなす「めぐみ」のママは、生活保護を受ける幼なじみの男性客を気にかけ、何かと励ましていた。一方、娘と20年ぶりの再会を果たした「ラブ」のママは、かつて“捨てた”我が子のつらい過去を聞くことに。
13軒の小さな居酒屋が並ぶ茨城の「塙山キャバレー」で店を守る女性たちに密着。17歳の時、眠っている間に身売りされ、何とかこの街にたどり着いたママなど、訳ありの女性たちの元に、さまざまな事情を抱えた客が集まる。そんな中、年の暮れに「ラブ」にやって来たのは、ママが20年前に生き別れた娘だった。
「六本木で輝きたい」と熊本から上京した20歳のショーダンサー・ミレイさんと、同じ店のもう一人の20歳・モモさんに密着。ミレイさんは2020年秋に母の反対を押し切り上京するが、次第に心をすり減らしていく。2年前に上京したモモさんは、SNSのフォロワー40万人超の人気者に。しかし、誹謗(ひぼう)中傷に悩まされる。
6歳の一人娘を持つシングルマザーで、タクシードライバーの恭子さんに密着する。150人が所属する会社で女性ドライバーは恭子さん一人。そこに、二人の新人女性が入社し、恭子さんが指導役を任される。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける中、東京の街を走る3人の女性タクシードライバーの生き様を追う。
タクシードライバーであり、6歳の一人娘を持つシングルマザーの恭子さん。離婚をきっかけに“もっと稼げる仕事”を探した結果、行き着いたのが東京のタクシー運転手だった。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、街から人が消え、深夜の乗客も激減。コロナ禍の中で闘う彼女の姿に迫る。
銀座にある「クラブNanae」の経営者・唐沢菜々江さんは銀座で働いて22年。銀座の伝統を守り、開業1年で絶大な人気を誇るクラブに成長させた。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により営業休止を強いられ、営業再開後も客足は激減。コロナ禍で大きな決断を求められる唐沢さんの1年を追う。
「放送1000回SP」の後編。時代を生きる人々のありのままの姿を届けてきた番組の歴史を振り返り、「“ザ・ノンフィクション”は何を描いてきたのか?」を検証していく。今回は、2011年の東日本大震災以降から現在までの番組の軌跡をたどる。語りを担当するのは宮崎あおい。
「放送1000回SP」の前編。時代を生きる人々のありのままの姿を届けてきた番組の歴史を振り返り、「“ザ・ノンフィクション”は何を描いてきたのか?」を検証していく特別企画を実施する。語りを担当するのは宮崎あおい。
北海道・苫小牧から料理人を目指し上京した、18歳の一摩さんに密着する後編。一摩さんは東京の一流店で料理人修業をスタートさせた。彼は厳しくも面倒見の良い先輩たちに囲まれながら、仕事を覚えようともがく。だが、初めて経験する料理人の世界で慣れない都会暮らしも加わり、次第に仕事を休みがちになっていく。
北海道・苫小牧から料理人を目指し上京する、18歳の一摩さんに密着。生まれて初めて見る東京、初めての職場、初めての料理と、何もかもが初めての新生活に初日から完全に飲み込まれてしまった彼は思いも寄らぬ行動に出る。故郷から遠く離れた東京で夢と現実の狭間でもがく、18歳の青年の上京物語を追う。
教師1年目の担任と中国からやって来た少女に密着する。2019年9月、社会人になって半年の新米教師のクラスの中に、まだなじめていない“小さな留学生”ナイヒちゃんがいた。「楽しい学校生活を送らせてあげたい」と新米教師は試行錯誤の日々を過ごす。そんな中、二人にとって大きな試練となる学芸会の準備が始まる。