ドキュメント72時間の放送内容一覧
秋田市内から車で3時間の山奥にある玉川温泉を特集。“どんな病も治る”といわれる玉川温泉で、病と闘う人や病に向き合う湯治客の死生観に迫る。
業績が低迷する百貨店業界で、「化粧品」部門が唯一売り上げを伸ばしている。昨年は前年比17%増、5000億円を突破した。有名ブランドがそろう名古屋の老舗デパートでは、1日2000人の客がこだわりの化粧品を購入。30代の主婦は「自分と向き合える唯一の時間」と化粧について語る。静かな熱気であふれる化粧品フロアに密着する。
宮城県石巻周辺の国道沿いにあるパチンコ店が密集するエリアを取材。各の中には、震災後、息子夫婦の元に身を寄せるも家に居づらくてパチンコを始めたという70代の女性や、「パチンコは人と話さなくて良い」と語る就職活動中の男性らの姿が。さまざまな人が集まる“パチンコの世界”をのぞく。
再開発が進む大阪・西成の一角にたたずむ、24時間営業の食堂に密着する。40年以上続く同店の売りは、大盛りのメニューと聞き上手なマスターとママの存在。2人にグチや悩みを聞いてもらおうと、客は絶えずやって来る。仕事を求めて西成にたどり着いた派遣社員の男性や、子育てに悩むシングルマザーの声を紹介する。
富山にある漁師町では、春になると全国から人が集まり、お祭り騒ぎのようなにぎわいを見せる。お目当ては、新月の前後で湾内に大量発生する“ホタルイカ”。ホタルイカが放つ青白い光で、浜一帯が幻想的な光景に包まれる。静かな浜辺が不思議な熱狂に包まれる3日間を追う。ナレーターは市川実日子。
約3000冊もの本をトラックに積んで愛媛・松山市内を巡る「移動図書館」に密着。誰がどんな本を借りていくのかなど、人々が本に寄せる思いを追う。
高齢者施設や、在宅で介護・育児に追われる人々の元へ出張する「訪問美容」に密着。それぞれの事情を抱えながらも美を求める人々の声を取材する。
東北地方の海沿いを走る国道45号線で、道行く人々を取材。卒業式後のカップルやマダラ漁帰りの老漁師らに話を聞き、“東北の春”を見つける。
猛スピードで再開発が進む東京で、居場所をなくし大移動をするネズミたちに注目。ネズミが残していく足跡と、翻弄される人々の姿を見つめる。
一本の花を手に町へ出て、偶然で会う人たちと「物々交換」を3日間続けたら、どんな人やモノに出会えるかにチャレンジ。10年間使い続けた急須を取り出す役者志望の若者や、「好きなことをやり続けたい」と語るYouTuber、新品のメモ帳を取り出した若者らが登場。、「物々交換」から見えてくる意外なドラマを見詰める。
東京・浅草のバッティングセンターに密着。外国人観光客にも人気の同所で、ピンヒールで打席に立つ女性派遣社員の声などから日本の素顔に迫る。
東京・高田馬場にあるゲームセンターに密着。同所は「ゲーマーの聖地」と呼ばれ、平日で500人、休日には1000人ものゲーム好きが訪れる。見ず知らずの者同士が熱いバトルを繰り広げ、店内には不思議な連帯感も生まれている。「年齢・性別を超えた真剣勝負がたまらない」と語る女性など、ゲーマーたちの声を取材する。
真冬の津軽海峡で、青森・函館間のおよそ120kmを結ぶ巨大フェリーに密着。600人が乗れる広い船内には、シャワーやゲームコーナー、ベッドつきのスイートルームまで完備されている。故郷に帰省する人やわけあって家族と離れて暮している人、また、新生活に胸躍らせるカップルなど、海を渡る人々の声に耳を傾ける。
東京・新宿の花園神社では毎年11月下旬、「「酉の市」が開かれ、境内は1年で最もにぎわう。商売繁盛・開運招福を願う熊手を買い求める人たち。ある企業は、事業規模の拡大につれ、毎年大きな熊手を買い続け、ある家族は小さな熊手にささやかな夢を託す。景気の荒波を見詰めてきた新宿の神社の3日間を捉える。
北海道・根室の港から近い24時間営業のコンビニに密着する。手作り弁当や焼きたてパンがずらりと並ぶが、中でも名物の「やきとり弁当」は、1日150食も売れるという。漁師町に生きる人々を励ましてきた、小さなコンビニの物語を紹介する。
大阪・梅田にある“マンツーマン指導”が売りの英会話教室に密着。さまざまな事情や目標を抱えて、英語を身に付けようと励む人々の姿を取材する。