ドキュメント72時間の放送内容一覧
千葉・房総半島の砂浜にある変わった桟橋に密着。大正時代に魚の水揚げ用として造られ、50年ほど前に漁港が移転し役目を終えた桟橋だが、昨今ひそかな人気スポットになっているという。犬の散歩で毎日来る地元住民や、職場を離れる同僚と最後の旅行として訪れた3人組を取材し、古い桟橋が人を魅了する理由に迫る。
神戸の商店街にある格安のお好み焼き店に密着する。日中は年配の方々や子育て中の母親、夕方は学校帰りの学生たち、夜は仕事帰りの人々が訪れるお好み焼き店。阪神・淡路大震災の発生時には倒壊したが、いち早く再開したという。カメラを据え、お好み焼きを求める人たちの声から、移り変わる地域の様子を見つめる。
大阪港の近くに並ぶ3棟の古びたアパートに密着。造船業が盛んだった昭和40(1965)年に建てられ、今も約70世帯が暮らしている。夫を亡くし数年前に越してきた年配の女性や、息子家族を困らせないように1人暮らしを選んだ男性、30年以上暮らす夫婦など、変わらずに続くアパートに暮らす人たちの姿を追う。
美大の名門・武蔵野美術大学に密着する。同大学では年に1度の「芸術祭」が、3年ぶりに観客を入れて開催された。絵画や彫刻、工芸など、創作活動に打ち込む学生や、将来に不安を覚えながらもひたすら絵画に向き合う学生の姿を紹介。芸術祭が始まるまでの3日間、アートに情熱を注ぐ若者たちの思いに迫る。


























