ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞 受賞インタビュー

(C)TBS

深田恭子

もし続編をやるなら私がピンク髪で…(笑)

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主演女優賞ありがとうございます。たくさんの方に「初めて恋をした日に読む話」を見ていただくことができて、そして、このような賞をいただけたことを心からうれしく思います。多くの人に受け入れていただけたのは、スタッフ・キャストの方を含め、皆さん、作品への愛がとても強い方々だったからだと思います。全員一丸となって3カ月半の撮影に取り組むことができました。
原作を読んだときから、春見順子という人は「しくじり鈍感アラサー女子」というキャッチフレーズからは想像できないほど立派な女性だと思っていました。だからこそ、順子がはっきりと自分の意見を伝えるシーンでは、言い方が単なるお説教っぽくならないように、順子の経験で言っているということを意識して演じました。監督の演出のおかげで、このような女性になったのだと感じています。

匡平を演じた横浜流星さんは、役について自分でしっかりと理解してから演じられる方で、とても真剣に悩んでいる姿を見かけることがよくありました。ご一緒させていただく中で、役者としての魅力をたくさん持った方だと感じていました。

永山絢斗さん演じる雅志は、順子の前にいるとき「以外」が一番格好良くて、OAでは(順子としては)自分の見たことのない雅志がいました。男性に共感される男性像が永山さんによって作られたのではないかと思います。そして、中村倫也さんが演じた山下は器が大きい方で、順子が甘えたくなるのが分かるほど。現場での中村さんもスタッフさんに気遣いをされる方でした。

視聴者の方からはぜひ続編を、という声もいただいていたそうですが、私自身は全く考えていませんでした…。でも、もし続編があったなら、逆に私がピンクの髪になり、無敵ピンクの座をいただこうと思います(笑)。
初めて恋をした日に読む話

初めて恋をした日に読む話

原作は持田あきによる同名漫画。何もかもがうまくいかない残念なしくじり鈍感アラサー女子・春見順子(深田恭子)の前に、タイプの違う3人の男性が現れる。そこから、順子の人生のリベンジともいえる闘いがスタートするラブコメディー。タイプの違う3人の男性を永山絢斗、横浜流星、中村倫也がそれぞれ演じる。

第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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