ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞 受賞インタビュー

撮影=下田直樹

菅田将暉

「やっぱりドラマには夢がある」と思えました

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このドラマは、僕にとって初めて企画段階からプロデューサーさんや脚本家さんとディスカッションしながら作ったもの。やりたかったことをやらせてもらえて「これがだめだったら、もうドラマはできないかもしれないな」という気持ちでした。
きっと見た人は異常なまでの熱量と暑苦しさにびっくりしたと思うんですよ。でも、最近のドラマにはない、驚くほど人間が汗をかき、叫ぶ姿を平成のうちに残したかった。だからこそ、こうして賞をいただけたことをうれしく思います。学園ドラマですが、衝撃的な題材で、先生が生徒を人質に取り、殴る蹴る刺すというようなことをやっている。でも、そういう表面的なところではなく、作品に込めたメッセージをちゃんとくみ取ってもらえたのかなと思います。

病を抱える一颯がだんだん痩せていくのは、僕なりの誠意でやったこと。体重を10キロぐらい落とし、その分、体力もなくなって大変でしたね。でも、座長の僕が風邪をひくわけにもいかないので、なんとか乗り切りました。終盤、手をナイフで突く場面では鼻血が出ちゃって。血を流す場面で鼻血って、狙いなのかリアルなのか(笑)。きっと僕の鼻の免疫が限界になったんでしょう。

生徒役のみんなはいとしかったですね。クランクインしたときは、みんなが「こいつ食ってやる」って目で見てきて、僕も「お、いいぞ。でも、俺が絶対一番面白いから」って大人げなく対抗意識を燃やしていました。でも、そうしてセッションをするのが楽しかった。撮影が終わってもみんなが連絡をくれて、本当に先生と生徒のような距離感というか、そういうまなざしで接してくれる関係は「一生もん」だと思います。

25歳から26歳になる段階で教師役というのは挑戦でしたが、座長、先輩として立てるようになったことは、僕にとって大きな変化。そして、「やっぱりドラマには夢がある」と思えたので、全力を尽くしたかいがありました。そう思えて幸せです。

第100回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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