ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞 受賞インタビュー

撮影=諸井純二

奈緒

“ミスリード要員”を全うできたかな

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こんな賞をいただいたのは初めてで、びっくりしています。これも、ドラマの反響が大きく、尾野ちゃんという役を視聴者の皆さんに育てていただいたからですね。

このドラマは半年をかけて「殺人者は誰か?」という謎を描きましたが、その中で尾野ちゃんが真犯人を当てられないようにするためのミスリード要員というのは、実は最初から聞いていました。だからこそ、不思議な行動をする尾野ちゃんを思いっきり演じられたと思います。でも、前半で翔太さんに「こういう捨てられ方したきとの私、怖いから」と言う場面は、尾野ちゃんの気持ちになり「翔太さんが悪い!」と思い込んで演じた結果、田中(圭)さんにも「尾野ちゃん、こえーよ」と言われてしまいました(笑)。後半にかけては、当初の予定よりミスリード仲間が減り、皆さんの考察が真犯人に近づくと「ここで私が疑われなければ!」というプレッシャーを感じました。そんなふうに反応を受けながら作っていくのは楽しくもあり大変でもあり…でも、最終的には賞もいただき、作品の役に立てたのかなと思うと、幸せです。
あなたの番です

あなたの番です

新婚夫婦が“交換殺人ゲーム”に巻き込まれていく姿を描いたミステリー。しっかり者の妻・菜奈(原田知世)と、天真らんまんな夫・翔太(田中圭)は、15歳の年の差を乗り越え結婚。結婚を機に引っ越すと、周囲で次々に殺人事件が発生する。後に、その事件が住民たちの“交換殺人ゲーム”だったことが分かる。

第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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