ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第102回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞 受賞インタビュー

(C)TBS

坪井敏雄、山本剛義、土井裕泰、大内舞子

出演者たちが自分のキャラクターを深く愛してくれた

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「今回の受賞で『凪のお暇』が本当に多くの方々に愛してもらえたんだな、と実感しました。原作は、46歳の僕にも刺さるものがあって、こういう思いでいる人も多いのだろうなと感じました。凪が優柔不断な子に見えてしまうと、視聴者が応援しづらくなってしまうのではという一抹の不安があって、第1話で彼女を応援したくならないとだめだと思っていました。これだけの人に愛されたのは、凪を魅力的な女性として演じてくれた黒木さんの力だと思います」(坪井敏雄D)。

「キャストも僕たちも、美術・技術のスタッフも『凪のお暇』を愛していたので、評価されてすごくうれしいです。凪のことは黒木さんが一番愛しているし分かっている、慎二のことは高橋一生くんが、ゴンのことは中村倫也くんが…と、それぞれが自分のキャラクターを深く愛してくれたので、監督をしていてすごく幸せでした。すごくやりやすかったし、そんな出演者たちは本当に素晴らしかったなと思います」(山本剛義D)
凪のお暇

凪のお暇

原作はコナリミサトの同名漫画。都内の家電メーカーに勤務する大島凪(黒木華)は、真面目で気が弱くて優しい“良い人代表”のような女性。しかし、人の顔色ばかり見て無理が続いた結果、過呼吸で倒れる。凪は人生のリセットを決意して会社を辞め、関わっていた全ての人の連絡を断ち、幸せになるため人生の再生を図ろうとする。

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