第117回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞

• 1位

  八津弘幸、李正美、宮本勇人、山本奈奈

  VIVANTTBS系

  

  先の読めないストーリーを展開した「VIVANT」チームに拍手

  原作の福澤克雄監督が4人の脚本家と共に脚本も手掛けた「VIVANT」。「謎を提示しながらどんどん真実を明らかにするスピード感」「先が読めず最後までハラハラした」と拍手が送られた。
  
  2位の長田育恵は劇作家で連続テレビ小説「らんまん」が初の“朝ドラ”。「人物描写に厚みがある」｢サイドストーリー満載で物語が多彩｣と実力を知らしめた。3位は「最高の教師　1年後、私は生徒に■された」のツバキマサタカ。「役者を信頼した長ゼリフ」などが評価された。

  受賞者インタビュー

  続編は分かりませんが、続きのストーリーは頭の中に…(原作・福澤克雄監督)

  

  Q 原作・演出を手掛けた「VIVANT」が脚本賞を受賞しました。長い時間をかけて準備されてきた作品ということですが、今、振り返っていかがですか。

  ありがとうございます。作品賞を始め、脚本賞、監督賞など6部門受賞ということで、うれしいですね。この作品は、今の時代の流れで、地上波のテレビというものに危機感を抱かざるをえない中、ドラマを日本国内だけなく、「海外の人にも見てもらいたい」という気持ちを持って企画したものです。メインキャストの方々には、「もしかしたら大失敗するかもしれないけれど、他に誰も国外に出ていかないから、やりましょう」と言ってオファーしたところ、皆さん、脚本がない段階から即答で「やる」と言ってくださいました。

  続きを読む

• ポストする
• シェアする