第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞 受賞インタビュー

下町ロケット

時間を重ねるうちに、阿部さんが佃航平にしか見えなくなってきました(伊與田英徳P)

「池井戸潤先生の直木賞を受賞した、とても面白い原作を預けていただけたことにとても感謝しています。そして、阿部寛さんと長い時間をかけて熟成した後、実現できたものです。スタッフみんなが『待ちに待った』という、強いテンションで臨めたことが良かったのではと思います。時間を重ねるうちに、阿部さんが佃航平にしか見えなくなってきて、乗り移っている感じをすごく受けました。しっかりと佃航平像を作っていただいた阿部さんや他のキャストの方、そしてスタッフの方々にも感謝しております」(伊與田英徳P)

「『勧善懲悪』とよく言われるんですが、悪い人も別のところでは一生懸命にいろいろ考えていて。それが池井戸先生が書かれた原作の力で、見ている人も共感できるんじゃないのかなと思いました。また、今回は〝ものづくり〟に力を入れている県や企業が独自にドラマを応援してくれたり、役者さんたちからもこの役がやれてうれしいという声を多く聞けて、とてもうれしく思います」(川嶋龍太郎P)

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