ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞

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    宮藤官九郎

    ゆとりですがなにか日本テレビ系

    コメディー×社会派ドラマを作り出した宮藤官九郎が受賞

    「社会派を志向したチャレンジ精神に拍手」「登場人物一人一人にちゃんと愛情を注いでいる感じが素晴らしい」などの意見が多数寄せられた宮藤官九郎が脚本賞を受賞。宮藤ならではのコメディー要素に加え、社会問題をうまく盛り込んだその手腕が称賛された結果となった。その他、2位には「重版出来!」の野木亜紀子、3位は「世界一難しい恋」の金子茂樹が選出された。

    受賞者インタビュー

    〝ゆとり世代〟を描いていたら社会派ドラマに

    Q ゆとりを題材にしていましたが、社会問題がふんだんに盛り込まれた内容でした。
    もともとは「叱られたことのない若いゆとり世代の主人公が、自分より下の世代の社員に初めて怒ったらパワハラで訴えられる」という話だったんです。その時点で、ゆとり以外にもパワハラという要素が入っていた。最初から社会派ドラマをやろうと思っていたわけではなくて、〝ゆとり世代〟を描くということは、結局、今、社会で、皆さんの周囲で起こっていることはどうしても入ってきちゃうなと。だから今現実に起こっていることをそのままドラマにするっていう感じでしたね。その中でやっぱり、人は人でつながるというのをドラマで見せられたらなっていう思いはありました。

第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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