<北村匠海>コメディー映画初挑戦で「人を笑わせるのはすごく難しいなって痛感しました」
10月30日、映画「とんかつDJアゲ太郎」の初日舞台あいさつが東京・丸の内ピカデリーで行われ、北村匠海、山本舞香、浅香航大、池間夏海、二宮健監督が登壇した。
「少年ジャンプ+」で連載された伝説のギャグ漫画「とんかつDJアゲ太郎」(原作:イーピャオ・小山ゆうじろう)を実写化した同映画。
ブルーノ・マーズによる主題歌「ラナウェイ・ベイビー」をはじめ、マルーン5「Sugar」、ケミカル・ブラザーズ「Star Guitar」など、往年のヒット曲から新曲まで、67曲が本編に登場することも話題となっている。
主人公・勝又揚太郎(アゲ太郎)役の北村は「正直、この映画をフラットに見てくれる人がどれだけいるのか、という不安な気持ちがあって、今日ここに立つことが少し怖かったりしました。この映画はコメディーであり、音楽映画であり、サクセスストーリーです。
僕一人ではアゲ太郎という役は演じきれなかったし、みんなに支えられて走り切ることができました。今日も同じで、一緒に作り上げた人たちに支えられてここに立てていることが心強いですし、お金を払って見に来てくれる人がいることにすごく幸せを感じています」と少し言葉を詰まらせながら、今の心境を語った。
コメディー映画初挑戦ということについて、北村は「人を笑わせるのはすごく難しいなって痛感しました。始まる前は自己暗示的に『北村はやれる!絶対やれる!北村なら大丈夫!』と自分に言い聞かせてたんですけど、いざ始まると不安になって浅香くんとかに『大丈夫だった?』って確認しながら、助けてもらいました(笑)」と笑顔で語った。
アゲ太郎が憧れるヒロイン・苑子役の山本は、印象的なシーンを聞かれ「(北村が)アピールをするために私の周りをグルグル踊ってるシーン」と回答。「10回ぐらいやって、毎回ダンスを変えてくるんです。やっぱりアーティストをやられてるので、踊れちゃう? 天才? でも、その一生懸命さにジワジワ来て、私が何回もNGを出しちゃいました(笑)」と反省しつつ、「でもカッコいいシーンになりましたよ」と話した。
全国公開中
公式サイト:https://wwws.warnerbros.co.jp/agaru-movie-tdajp/
(C)2020 イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会